【マレーシア】半島北部の洪水、避難民の数が減少 一部で復旧作業も本格化[11/08]

マレーシア半島北部州で起きた洪水で、ペルリス州では川の水位は下がり、避難住民も徐々に帰宅して
おり、今後状況は改善すると見られている。一部では復旧作業も本格化している。


７日午後１時30分時点で30カ所以上の避難所には1,217世帯から8,645人が避難、同日夜には9,500人が
避難したが８日午前には多くの人が帰宅し、洪水によって屋内にたまった泥などを取り除く作業に追われた。

ケダ州アロースターでは知的障害を持つアフマド・ハミザンさん（24）が増水した川に飛び込み、急な流れ
に飲み込まれて不明となった。コタ・セターではヌル・イルシャさん（９）の遺体が発見された。ヌルさん
と一緒に遊んでいて灌漑水路に落ち、溺れたと見られているアワド・ハキミさん（７）は行方不明となって
いる。

ケダ州教育局によると、コタ・セター地区の学校は30校近くが休校している。

セルコム・アクシアタはケダ州の避難所に３万本のミネラル・ウォーターを提供、２カ所の避難所では
ブースを開設し、プリペイド式携帯電話に10リンギ分の補充を行うサービスを行った。

クパラ・バタスのスルタン・アブドル・ハリム空港は洪水のため閉鎖されている。営業再開の前に滑走路の
照明システムの動作確認や清掃を行う必要があるため、13日ごろに再開する見通しだ。

ケダ、ペルリス、クランタン、トレンガヌ州では今後も９日まで雨天が続くと予想されており、雷雨がある
可能性もあるという。


参考画像：http://fuji76.sakura.ne.jp/koku_plus/bbsdata/625-0.jpg


ソース：マレーシアナビ　　http://www.malaysia-navi.jp/news/101108060620.html



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