緊縮策に伴う営業免許制度改革に抗議してガソリンを運ぶタンクローリー運転手組合が
ギリシャ全土で無期限ストライキを実施、物流や観光に大きな影響が出ている問題で、
政府は28日、組合にスト中止を命じる緊急令を出した。ギリシャ主要メディアが
伝えた。
拒否すれば免許剥奪(はくだつ)や逮捕、禁固刑などを科す厳しい内容。
緊急令は本来、戦時や災害非常時を想定したものだが、政府は財政再建下の
同国経済への深刻な打撃を考慮し強硬策に踏み切った。
組合側は24時間以内のスト中止を求められているが、命令に反してストを継続する
可能性もあり、事態が収拾するかはなお不透明だ。
組合は26日からストを開始。
首都アテネでは8割のガソリンスタンドが休業したほか、観光客用のバスも運休し、
外国からの観光客のキャンセルも相次いでいた。
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100729/erp1007290837001-n1.htm このニュースの元となったニュースは
2010.7.27 20:25 ギリシャ、給油に長い列 ガソリン運送業者がスト
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100727/erp1007272026017-n1.htm ギリシャ全土で26日、緊縮策に伴う営業免許制度の改革に抗議し、ガソリンを運ぶ
タンクローリー運転手の組合が無期限ストライキを開始、首都アテネなどで多くの
ガソリンスタンドが休業したほか、営業中のスタンド前では給油のため長い車の列が
できた。
(中略)
カティメリニ紙によると、タンクローリーの運転は免許制で政府は1986年を最後に
免許発付を停止。
このため、営業を望む事業者は別の事業者から高額で免許を購入していた。
-以上です-