イラクの首都バグダッド南東約25キロのイスラム教スンニ派の住む村で2日夜、イラク軍の軍服
を着た武装集団が複数の民家を襲撃し、25人が射殺された。当局が3日、明らかにした。
現地警察によれば、殺害された25人のうち5人は女性。ほとんどの被害者が手錠を掛けられ、頭部
を撃たれていた。襲撃には少なくとも20人が関与していたという。
イラク当局は、今回の襲撃は国際テロ組織アルカイダによる犯行とみられるとしながらも、まだ
調査中だと強調した。
警察当局によると、イラク治安部隊は当初、25人の容疑者を拘束したが、うち数人を証拠不十分
で釈放したという。
イラクでは軍服を簡単に購入できる。バグダッド市内には、警察や軍の制服を15ドル未満で販売
している店が複数ある。
ソース:CNN
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004040002.html