パキスタン東部ラホールのバス停付近で12日、2回の爆発があり、AP通信によると少なくとも
12人が死亡、35人が負傷した。犯行声明がなく標的は不明だが、バス停は軍施設がある地区に
位置し、武装勢力が軍や治安当局を狙ったテロの可能性が高い。
地元テレビによると、治安当局の車両を狙ったとみられる。治安当局が詳しい状況を調べている。
ラホールでは8日、情報機関や警察、軍などで組織され、主にテロリストの捜査を担当する治安機関
を狙った自爆テロがあり、少なくとも13人が死亡したばかり。
パキスタン軍は昨年10月、北西部部族地域の南ワジリスタン地区でイスラム武装勢力「パキスタン
のタリバン運動」に対する掃討作戦を開始。その後、同国では各地で報復テロが相次ぎ、市民や治安
当局者ら600人以上が死亡した。
ソース:共同
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031201000829.html