○麻薬犯罪摘発強化もメキシコのマリフアナ栽培増加 米報告書
米国務省がこのほどまとめた国際薬物取引に関する年次報告書によると、
メキシコ政府が麻薬密輸組織の摘発に力を入れているにもかかわらず、
同国の2008年のマリフアナ栽培面積は前年比35%増となり、16年ぶりの
高い伸びを示した。
メキシコのカルデロン大統領は麻薬組織撲滅を宣言しているが、08年は
マリフアナ栽培の摘発量が前年より減少し、栽培面積は09年も大幅に
増えたとみられる。これは捜査当局が取り締まりの重点をメタンフェタミンなどの
覚せい剤にシフトさせ、麻薬組織絡みの暴力事件摘発に人員などを割かれて
いることが一因だと報告書は分析している。
一方、同国の09年のコカイン押収量や、ヘロインの原料となるケシの
押収量は前年より増加。薬物の違法取引関連の逮捕者は過去最高の
3万6332人となった。
中南米では最大の麻薬生産国だったコロンビアの生産量が減る一方、
ペルーやボリビアなどで生産が増えているという。
□ソース:CNN
http://www.cnn.co.jp/business/CNN201003030016.html △依頼ありました
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