【ギリシャ】ギリシャ公的債務、過去の取引は透明性欠く=米ゴールドマン[02/23]

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ギリシャ公的債務、過去の取引は透明性欠く=米ゴールドマン
2010年 02月 23日 07:31 JST

[ロンドン 22日 ロイター] 米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の銀行持ち株会社の
コリガン会長は22日、ギリシャやその他の国の公的債務に関する過去の取引は透明性を欠いていたと述べた。

 ゴールドマンの幹部が同社や他の銀行が扱っていた金融商品について公の場で発言するのはこれが初めて。

 コリガン氏は英議会の委員会公聴会に出席し、ゴールドマンによる通貨スワップ取引でギリシャは財政赤字を
削減することができたと述べた。ただこうした取引は当時は珍しくなく、何の問題も呈さないと述べた。

 同会長は「1990年代後半から2000年代前半に遡る該当の件について、振り返ってみれば、
透明性の基準をより高くすることはできたし、より高くするべきだったのだろう」と述べた。

 ゴールドマンは同日、同社がギリシャのために2001年に行ったクロス・カレンシー・デリバティブ取引の詳細を公表。
当時ギリシャはユーロ導入に必要な水準まで財政赤字を削減させるよう努力していた。

 スワップ取引の期間は9年で、ギリシャの財政赤字と負債が国際的に問題になり始めて数カ月してあらためて
注目を浴びるようになったものの、市場関係者にの間ではこうした取引の存在について知られており、当時から
こうした取引については報告もされていた。

 コリガン氏は「こうした取引は、欧州各国が採用する行動規範や各種措置の基準と矛盾せず、比較可能なものだった。
不適切なことは一切なかった」とし、他の金融機関も似たような取引を他の国に対して提供していたと述べた。

 コリガン氏はギリシャとの取引は「ギリシャの財政赤字の国内総生産(GDP)比を小さいとは言え、
それなりの意味のある規模で引き下げることに貢献した」としている。

 その上で「ゴールドマンはやり玉に上げられた」とし「不正だとは思わないが、腹を立てるのも理解できる」と述べた。

 コリガン氏は、オバマ米政権の経済再生諮問会議議長を務めるボルカー元連邦準備理事会(FRB)議長が
会長を務める金融規制当局者や学者などで構成する「グループ・オブ・サーティー」の一員。

 ゴールドマンがウェブサイト上で公表したギリシャとの間で2001年に行ったデリバティブ取引に関する情報によると、
同社は欧州連合(EU)の債務報告に関する諸規則にのっとり、通常の為替リスク管理手続きとしてギリシャの
外貨建て債務削減を目的に実施したと説明。

 声明で「当該取引が当時のEU統計局(ユーロスタット)の利用・適用原則に沿っていたとギリシャ政府は述べた」とし、
ゴールドマンもこれに同意するとした。

 EU規則では、ヘッジのない外貨建て債務について、年末の為替水準を適用してユーロに換算すると定めており、
ドルや円建ての債券を頻繁に発行していたギリシャは、ドル・円の上昇に伴い外貨建て債務が拡大したと説明した。

 こうした為替リスクを軽減するため、2000年12月と2001年6月、ギリシャはゴールドマンと
クロス通貨スワップを実施し、ポートフォリオ再構築を行った。
これらの慣行は欧州諸国で普通に実施されていたと指摘した。

 同取引により、ギリシャの外貨建て債務はユーロ換算で23億6700万ユーロ削減された。
対国内総生産(GDP)比では1.6%ポイント減の103.7%となった。

 スワップ・ポートフォリオの価値下落への対応として、ギリシャとゴールドマンは長期金利スワップを実施した。

 為替および金利ヘッジにより、ギリシャは総額で23億ユーロの債務を削減した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14009820100222
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14009820100222?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

2七つの海の名無しさん:2010/02/23(火) 07:57:39 ID:d7x4wx3/
お(ry
3七つの海の名無しさん:2010/02/23(火) 08:17:01 ID:el8LDuI7
以下お前が言うな禁止
4七つの海の名無しさん:2010/02/23(火) 08:32:35 ID:A0SYDdgB
ユダヤ人の面に小便
5七つの海の名無しさん
おまーがいーな