接種、見込みの「20分の1」=仏政府に批判噴出−新型インフルワクチン
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【パリ時事】
フランスのサルコジ政権が、新型インフルエンザ対策でワクチン9,400万回分を注文しながら、
実際に接種を受けたのはわずか500万人にすぎないことが判明し、
「見込みの20分の1。重大な判断ミスだ」との批判が与野党から噴出している。
バシュロナルカン保健相によると、仏政府は製薬会社4社に、
国民1人当たり2回分をめどにワクチンを発注し、昨年10月から接種を始めた。
ところが、世界保健機関(WHO)がその後、接種は1人1回で十分と勧告したことで目算が狂った。
さらに接種場所を特定医療センターに限定し、一般開業医を外したため、接種が進まなかった。
同保健相は今月に入って突然、発注の半分余に上る5,000万回分の注文契約を取り消すと発表。
既に購入した分も、一部が中東のカタールなどへ転売されていることが明らかになった。
(01/06 14:05)
★ ソースは、時事通信 [日本] とか。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010010600475