◇大晦日の飲み過ぎ、英国営医療保険に30億円超の負担
[ロンドン 31日 ロイター] 英国では大晦日の過度の飲酒が、国民医療サービス(NHS)に
最大2300万ポンド(約34億円)の負担をかけている可能性があるという。シンクタンクの
ポリシー・エクスチェンジが31日にリポートを発表し、飲酒が原因で入院した患者は
532ポンド(約8万円)を自己負担すべきだと指摘した。
同リポートによると、英国では過去10年でアルコール中毒による入院が倍増しており、
国営医療保険のNHSには年間30億ポンド前後の負担になっているという。
ポリシー・エクスチェンジのヘンリー・フェザーストーン氏は「アルコールの過剰摂取による
酔いを覚ますための入院コストは、NHSではなく、個人が負担すべきだ」と指摘。
急性アルコール中毒による24時間以内の入院の場合は患者本人が532ポンドを
支払うべきだと述べた。
ソース(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-13169220100101