パキスタン軍の作戦前進 司令官の地元を制圧
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【イスラマバード共同】
パキスタン軍は24日、
同国北西部で展開しているイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)に対する
地上作戦で、TTPのハキムラ・メスード司令官の地元の町コトカイを制圧したと発表した。
24日で作戦開始から1週間となり、軍報道官は「重要な前進」と指摘した。
北西部部族地域、南ワジリスタン地区で行われている地上作戦で、
軍部隊は三方からTTP包囲網を狭めている。21日ごろから要地コトカイ周辺で攻防が激化。
軍は砲撃や空爆で一帯を制圧し、さらに進軍するという。
3万人規模の兵力を投入した軍に対し、TTP勢力は1万人規模とみられている。
軍は24日までに武装勢力163人、軍兵士23人が死亡したと発表。
一方、TTPは数人しか犠牲者は出ていないと反論し、徹底抗戦を宣言している。
山地などでの激しい戦闘は当面続きそうで、ギラニ首相は国民に作戦への支持を訴えた。
一方、北西部部族地域のバジョール地区で24日、米軍の無人機によるとみられる空爆があり、
地元メディアによると、武装勢力ら18人が死亡した。
米軍は無人機攻撃を繰り返し、地上作戦と並行する形になっている。
(10/24 22:02)
★ ソースは、共同通信 [日本] とか。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102401000625.html ★ 画像。
BBCによる作戦関係の地図。
ttp://newsimg.bbc.co.uk/media/images/46586000/gif/_46586548_pak_waziristan466x533.gif