自身が司会するテレビ番組の視聴率アップを狙い、殺人命令を出した疑いがもたれている
ブラジルの元テレビ司会者ウォレス・ソウザ元議員が9日、出身地アマゾナス州マナウスの
警察に出頭したと、地元メディアが伝えた。ソウザ容疑者は同州の議員を務めていたが、
疑惑発覚後に議会を追われて逮捕状が出された後、行方がわかなくなっていた。
ソウザ容疑者はかつて警官だったが、20年以上前に燃料の盗難事件に関わったとして解雇された。
その後、州議会議員に当選していたほか、警察テレビ番組「カナル・リブレ」の司会者としても
知られていた。
調べによると同容疑者は番組「カナル・リブレ」の人気を高めるため、自分が関与する麻薬取引の
敵対者を犯罪組織に殺させ、その現場を事件直後に番組スタッフに取材させて報道していたという。
今年の8月に殺人命令の疑惑が浮上したが、同容疑者は全面的に否定。しかし、州議会で議員の
資格を剥奪され、刑事訴追の免責特権を失ったことから逮捕状が出ていた。
ソウザ容疑者には麻薬取引、銃火器の不法所持、贈賄、犯罪組織の結成などの容疑がかけられている。
逮捕状を持った警察が5日に自宅を訪問したが、ソウザ容疑者の姿はなく、逃亡したと考えられていた。
CNN(10日17:03)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200910100015.html 依頼により立てました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1250600035/580