【トルコ/アルメニア】国交樹立へ スイスで調印式[09/10/11]
1 :
猫まっしぐらφ ★:
1915年に起きたアルメニア人「大量虐殺」についての歴史認識などをめぐり対立してきた
トルコとアルメニア両国は、スイス政府の仲介による関係正常化交渉で最終合意に達し、10日、
同国最大都市チューリヒで両国外相が国交樹立を明記した、歴史的な合意文書に調印した。
トルコのダウトオール、アルメニアのナルバンジャン両外相による調印式には、クリントン
米国務長官、ラブロフ・ロシア外相、ソラナ欧州連合(EU)共通外交・安全保障上級代表ら、
両国関係正常化を後押しした欧米の各国外相らが立ち会った。
欧米メディアによると、1991年に旧ソ連からアルメニアが独立して以来、両国の外交関係が
できるのは初。アルメニアは独立後、隣国アゼルバイジャンと同国ナゴルノカラバフ自治州の
独立問題で武力衝突に至り、この際にアゼルバイジャンを支持したトルコは93年にアルメニア
との国境を閉鎖していた。
当初、調印式は同日午後5時(日本時間11日午前0時)に予定されていた。しかし、式で両国外相が
それぞれ読み上げるはずだった声明案の文言で合意が難航。クリントン長官による土壇場の説得工作
などの末、3時間以上遅れて開かれた。ロイター通信によると、同自治州に関する部分などが問題と
なったもようで結局、両国とも外相声明を見送った。
実際の国交樹立には両国議会による批准が必要。それぞれ国内慎重派の強い抵抗が予想され難航する
との見方が強い。
合意文書には国交樹立に加えアルメニア人大量虐殺について調査する国際的な専門家委員会の設置も
盛り込まれた。
共同通信(11日10:16)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101101000010.html http://img.47news.jp/PN/200910/PN2009101101000063.-.-.CI0003.jpg 関連スレッド
トルコとアルメニアの関係正常化交渉がスイス仲介でまとまる 初の国交樹立へ[09/01]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1251817982/
ヘタリアにアルメニアが出てたら、新たなカップリングが出来て腐女子がうっさかっただろうな
3 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 21:19:58 ID:hgonAIr3
新聞の扱いはノーベル賞より小さかったけど、
こっちのほうが歴史的には大事件じゃないっけ?
これが上手く進んだなら、
この話を進めた連中にこそノーベル平和賞をおくるべきじゃないか
色々思惑はあるだろうが、それでもオバマなんかより相応しいだろ。
トルコ帝国の頃の話を無限に蒸し返す。
どっかで聞いた話だな
6 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 21:29:46 ID:ZqSHpsqj BE:216594623-2BP(777)
あれ、これ結構重大イベントなんじゃ…
7 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 21:33:22 ID:LxUvXVJI
クリントン夫の時のパレスチナ和平並みにすぐ崩壊しそうな気もするが。
根の深い問題は取り繕っても駄目だよ。
8 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 21:47:12 ID:h2iMA5rG
カフカスの朝鮮
9 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 22:01:03 ID:yZ8r4j4g
これマジですげえな
アララト山の件とかどうなったんだろ?
日本にも参考になりそうな事あるんじゃないのかね
日本人が何故朝鮮人が嫌いかトルコ人にわからせるには
「トルコにとってのアルメニアだよ」
と言えば即座に理解するらしい
11 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 22:32:15 ID:CGDmzW11
>>10 いやチョンはアルメニア人ほど強力なネットワークを世界中に持ってないし、チョンに比べたらアルメニア人の方が遵法意識もはるか上だぞ
アルメニア人って、とってもアレな民族らしいね。
13 :
七つの海の名無しさん:2009/10/11(日) 23:33:56 ID:JHCOqbmz
>合意文書には国交樹立に加えアルメニア人大量虐殺について調査する国際的な専門家委員会の設置も盛り込まれた。
海外に散らばったアルメニア人はなぜかこの調査に反対する人多し。
>>13 トルコが第一次大戦の時に弱体化、そんな時に、ロシアと内通しつつトルコ国内でテロ活動、暗殺をやりまくったのがアルメニア人。
オスマン・トルコは、永く、アルメニア人保護政策をとっていたから、多くのアルメニア人も逆にテロに反対してたからね。
一次大戦後も、イギリス、フランスがトルコに進駐、
さらに欧米に黙認される形でギリシアがトルコに侵攻、トルコ存亡の危機の時に、再び、国内で暴れたのがアルメニア人だったからな〜。
ケマル・パシャの奇跡的活躍でトルコは危機を脱したが、
当然ながら、ずっと苦しめられた獅子身中の虫には厳しい運命が待ってたってだけの話し。
15 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 01:35:00 ID:Xj0jYvCQ
こんなもんがすいすい進むなんて、さすがスイスの
役割りには大きいものがあるじゃん、伊達じゃないね。
16 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 01:44:16 ID:m71uzI18
オスマントルコに手を突っ込んでバラバラにしたイギリスやフランスの
責任は全く問われないんだよね・・・(´・ω・`)
17 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 01:44:19 ID:/dO8BHFV
中東はオスマン帝国が支配してたほうが幸せだったな
民族や宗教で差別しない実力主義の政治だし
18 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 01:46:23 ID:/dO8BHFV
オスマン帝国の時代の再評価がはじまれば価値観だいぶかわると思う
特にギリシアローマはヨーロッパの祖先っていう考え方は
ギリシア独立戦争の頃のロマン主義に端を発するものなわけで
>>12 韓国に似てるとかいうコピペがあったような…
20 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 02:46:01 ID:lsi8qAiU
これが普通の国の歴史観だわな。お前はそうだろうが俺の考えは違うって言い合える。
アルメニアの経済がガッタガタでおまけに周りは非友好国だらけ。
二進も三進も行かないからトルコと喧嘩してる場合じゃなくなったってのが本音だろうな。
日本もこれを参考にして欲しいが・・・
22 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 04:57:22 ID:yhXv4trf
>>14 トルコを日本、アルメニアを朝鮮に変えても全く意味が通じる!ふしぎ!
ローマ人の物語に出てくる人たちとは別?
>>16 イギリスがこの世になかったら世界は平和だったろうにね
25 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 07:21:41 ID:f5jWIlVi
>>24 イギリスがなかったら、おそらくイスタンブールはロシア領になってる
あとオスマンがバラバラにされたのは、そもそもWW1に負けたからだし
それ以前にもアルメニア人の虐殺は行われていたよ
むしろイギリスはそれを建前だけとはいえ非難してたぐらい
英仏の責任がデカイのは事実だが、彼らだけが悪者なわけじゃない
26 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 07:34:16 ID:uUPYx8uZ
黒海付近のイスラム国は全部ロシアに滅ぼされたからなあ
27 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 07:35:05 ID:uUPYx8uZ
アルメニアは世界ではじめてキリスト教を公認した国だな
朝鮮と同じで歴史がある国だな
28 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 07:37:17 ID:uUPYx8uZ
トルコみたいに一度世界最強の国になった国はちがうな
日本はよくもわるくもアメリカの属国みたいなもんだからな
29 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 08:06:52 ID:fI11Y6xN
アルメニア人って
○○はアルメニアが起源!あの有名な●●はアルメニア人!
そればっかり言うヒト達だそうな。
30 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 08:08:32 ID:wfUYsjIH
キリスト教をはじめて国教にしたのはアルメニアだから
古い教会とかもいっぱい残っているよ
彼らの言いたいことはよくわかる
31 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 08:09:35 ID:wfUYsjIH
テュルク系民族やロシア民族に翻弄された歴史があるから
ユダヤ人みたいに強烈な個性をもつに至るんでしょう
>>31 逆だよね。
トルコがロシアと戦争したり、弱体化すると、ロシアをバックにして、トルコ内部でテロ、虐殺をしたい放題、
それでいて、独立運動をやると、ロシアに殺され、第一次大戦の後も、独立運動を始めて、即座に赤軍に虐殺されてw
ソ連、ロシアが弱体化、経済的に疲弊すると、トルコに、
「虐殺を謝罪しろ、補償しろ、経済援助しろっ!」
イギリス、フランスやアメリカで、「トルコは残酷だ、世界一の虐殺者だ、アルメニアを助ける義務がある」・・・
で、EU、イギリスとアメリカ、スイスが「トルコは反省、謝罪、補償し、アルメニアと和解しなければ制裁だっ」
トルコ、可哀想すぎ・・・・・
>>32 其れが独善的キ教の実態。モスリム社会では多数のキ教徒が居るが、キ教社会でモスリムが
居られる様に為ったのはつい最近。で、反キ教として過激派が出て来た。
アルメニア人とは?
http://armenia.hp.infoseek.co.jp/035.html 「民族主義」を声高に叫ぶが、アルメニア国民はいつもの如く
それを曲解し、民族主義があらぬ方向に向かっている。
アルメニア人は「アルメニア人である事自体が素晴らしい!」と
思っている。「アルメニア人こそが、神に選ばれた民族である」と。
アルメニア人は基本的には物凄い根拠の無い「自信家」だし、「自惚れ屋」でもある。
喋っていて、しばしば呆気にとられる事もあったし、「真面目に言ってるのだろうか?」
と真意を疑う事もしばしばあった。
日本人の殆どは、「アルメニア共和国」の事なんて知らないだろう。
殆どの人は「アルメニア」なんて聞き慣れない国名、聞いた事も無いと思う。
アルメニア人にはコレが気に入らないらしい。
アルメニア人は、アルメニア共和国は日本やEU、アメリカ等と全く対等な国だと
勝手に思い込んでいる。世界の歴史を創造したのは、全てアルメニア人だと思っている。
世界の経済を動かしているのも、アルメニア人だと思っている。
35 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 12:40:37 ID:WOA5ztr3
>>32 敗戦国ってのは何処も同じ。勝つしかないのだよ勝つしか。
WWT-WWUの戦後処理で英仏が学んだのは正面から虐めるのではなく
陰湿に虐め抜くということですから。
36 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 13:34:27 ID:chhoNzbv
37 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 13:37:23 ID:chhoNzbv
>34
張っとけと言われた気がして
読まずにレスしたら、
重複してしまった。
ごめんねみんな。
38 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 14:09:19 ID:gMKMmYOH
39 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 14:42:51 ID:B2CuYAmN
なんかアルメニアからチョンの起源臭が・・・
40 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 14:48:38 ID:RuHv1yo1
朝鮮人と性質が共通しすぎて笑えない
>>34 W・サローヤンって作家が居るよ。
岸田今日子・内藤誠訳:『ママ・アイラブユー』、新潮文庫(1987)
古沢安二郎訳:『サローヤン短編集』、新潮文庫(1982)
伊丹十三訳:『パパ・ユーアクレイジー』、新潮文庫(1988)
サローヤン William Saroyan 1908〜81 アメリカの作家。アルメニア系移民の子として、カリフォルニア州
フレズノに生まれる。初期の作品では、愛すべきアメリカ人家族の、逆境に直面しながらも喜びを
わすれない姿がえがかれる。短編集「わが名はアラム」(1940)や、小説「人間喜劇」(1943)は有名で、
戯曲も多数執筆した。1939年にブロードウェーで上演された「わが心は高原に」は絶賛をあび、
「君が人生の時」(1939)は40年度のピュリッツァー賞を授与されたが、この作品を最悪の出来と
考えていたサローヤンは受賞を拒否した。そのほかの作品に小説「ロック・ワグラム」(1951)、
「人生の午後のある日」(1964)、短編集「アッシリア人」(1950)などがある。
Microsoft(R) Encarta(R) 2006. (C) 1993-2005 Microsoft Corporation. All rights reserved.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%B3
42 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 15:18:17 ID:9KmN8M06
サロニカ(テッサロニキ)は、現在はギリシャ領であり、ギリシャ第二の
都市である。ギリシャ領であるけれども、それはマケドニアの都市である。
オスマン・トルコ帝国時代には、サロニカはトルコ領であった。
二十世紀初頭、サロニカの人口14万人。
そのうち、ユダヤ人が8万人。サバタイ派の隠れユダヤが2万人。
つまり14万人中、10万人は公然たるユダヤと、隠れユダヤ。
このサロニカを基地として、オスマン・トルコ帝国の転覆を目的とする
青年トルコ党の運動が組織された。そしてその青年トルコ党の正体は、
サバタイ派隠れユダヤであった。
C・J・ビェルクネスの「アルメニア人キリスト教徒に対するユダヤ人
による皆殺し的大量虐殺」は、このサバタイ派隠れユダヤ教と、
そのメシアとしてのロスチャイルドの問題を真正面から取り上げる。
まさかとは思うけど、脱亜入欧が国是の日本で「欧州キリスト教文明最大の敵」トルコを支持するような反日はいないよね?
44 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 18:37:13 ID:LIOuEjdw
>>43 >「欧州キリスト教文明最大の敵」トルコ
お前が世界史に無知だというのは分かった
「何故トルコ人はあれ程の大征服を行ったか?
それはトルコ人の女があまりにも醜いため、トルコの男達が他民族の女を渇望していたからである。」
レオポルト・フォン・ランケ(ドイツ人・欧州近代歴史学の祖)
>>43 くだらねー。人を惑わす発言はやめろ。
欧州における宗教上のいざこざを日本国民が口出しできるかよ。
アラブ人とペルシア人の唯一共通する点、それはトルコ人に対する憎悪と軽蔑である。
アラブもペルシアも後世に優れた文化を残し、他民族に巨大な影響を残した。
しかしトルコ帝国には武力と征服と虐殺以外何も無い。
それがトルコがイスラム世界からも排除される理由である。
48 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 19:00:03 ID:3DNiSnxG
>>43 歴史詳しいねwwww
お前なら歴史学者か宗教系の偉人になれるよ(キリッ
49 :
七つの海の名無しさん:2009/10/12(月) 19:17:22 ID:SWTve0sP
>トルコ帝国には武力と征服と虐殺以外何も無い
こーゆーことを恥ずかしげもなく書くアホって、
オスマン前半の治世は、領内のキリスト教徒にとっても
他のキリスト教の国家による支配よりも望ましいものだった
という事も知らないんだろうなwwww
50 :
名前をあたえないでください:2009/10/12(月) 19:50:05 ID:RpY5NjdT
51 :
七つの海の名無しさん:2009/10/13(火) 20:56:54 ID:rpxKUzEf
かつての東ローマ帝国でアルメニア人はギリシャ人に次ぐ支配的地位にあり、
オスマントルコ帝国でもコンスタンチノープルを中心とする都市部に多数のアル
メニア商人が居住していたことが注目される。
この都市部アルメニア人の迫害と海外移住は、今回問題になっている20世紀
はじめの二回目の迫害ではなく19世紀末の第一回の迫害がきっかけであると
思われるが、都市部アルメニア人の故郷への帰還がもし認められるならば、
それはかつてオスマントルコによって滅ぼされた東ローマ帝国の復活を意味
するとも考えられる。
欧米に居住するアルメニア人の多くは、コンスタンチノープルなどの都市部出身
であるとも考えられ、彼らがボスポラス海峡という地政学的要地をイスラム教徒
から奪還するための新たなシオニズム的運動の推進者になるのかもしれない。
そして、シオニズムの中心であった東欧系ユダヤ人がパレスチナとは縁も
ゆかりもない人々であったのとは対照的に、トルコに住んでいたアルメニア人
農民やトルコ北西部に住んでいたアルメニア人商人の共同体が迫害により
消滅させられたのは一世紀前のことである。シリアやレバノンなどのアラブ国家
地域ではアルメニア人共同体が迫害されずに残存していることと対照的である。
北キプロスやボスニア、コソボ、アルバニアはオスマントルコ時代にイスラム化
した地域である。将来人口一億に達する大国トルコが経済発展すればこれらの
地域でもトルコへの求心力が働く可能性があり、オーストリアやドイツだけでなく
セルビアやブルガリアなどのバルカン諸国にとっても悩みの種だろう。
アルメニア人商人によるコンスタンチノープル奪還がもし実行されるならば、
それはかつてトルコ人に占領された領土の奪還として、オーストリア・セルビア・
ブルガリア・ロシア・ギリシャなどの多様な民族によって強く支持されることだろう。
ドイツに多数居住するトルコ系移民も三分の一がクルド人とされており、将来
ドイツがクルド人国家建国を支援してそこにドイツ在住クルド人を送り込んで
親ドイツの傀儡国家として維持することも考えられる。シオニズムによるイスラ
エル建国と同じ事を、欧州がトルコでアルメニア人とクルド人で実行するのだ。
1960年代にドイツがトルコから大量の外国人労働者(その1/3がクルド人)を
受け入れたことも、欧州によるトルコ弱体化作戦の一環だったのかもしれない。
この運動の問題点は、イスラム教とキリスト教の間の文明間戦争に発展する
危惧があることだ。欧州はトルコに隣接するイランやシリア、サウジアラビアを
味方に付ける必要がある。トルコは現在は混血化が進んでいるがモンゴル高原
を発祥の地とする民族であり、ペルシャ人・クルド人・アラブ人などの太古から
中近東に居住してきた民族とは全く異質である。
アルメニアの宿敵でありトルコの潜在的な味方であるアゼルバイジャンも、
イランと同じくシーア派中心の国家であり、スンニ派中心のトルコの味方になるか
どうかは微妙である。トルコという異質な民族を共通の敵にすることで、イラン、
クルド人国家、シリアやサウジなどのアラブ国家が欧州と手を組むことも出来るのだ。
トルコ、ギリシャあたりでの戦争という予測説があったが、これは恐らくEUが主導
するトルコ弱体化の為の戦争で、クルディスタン、アルメニア国境、北キプロス、
ボスポラス海峡、アルバニア・コソボあたりが戦場になるのではないかと思われる。
そして、欧州文明に同化しようとしないイスラム系住民を一挙に地域外に追放する
と共に、トルコを大きく弱体化させることになるだろう。
スペインが、アラブ系イスラム教徒をイベリア半島から追放した「国土回復運動」
がバルカン半島やドイツでも実行されることになるのかもしれない。そして、EUの
東西分裂とは、カトリック+プロテスタントの西ローマ帝国と、東方教会の東ローマ
帝国の再興を意味するのかもしれない。
52 :
七つの海の名無しさん:2009/10/13(火) 21:01:01 ID:rpxKUzEf
もしそうだとすれば、西EUの東方国境はフィンランド・バルト三国・ポーランド・
スロバキア・ハンガリー・クロアチアの東部国境になり、ボスニアのムスリム人
地区やコソボ・アルバニアは東西EUの緩衝地帯として残されることになるだろう。
バルカン半島東部・アルメニア・グルジアからロシアにかけての地域が東EUとなり、
ロシアがその軍事的・経済的中核として君臨することになるだろう。
これらの動きは、ロシアを包囲し封じ込めるという世界戦略によって作られた
第一次大戦後の中近東の国境線が過去のものとなり、ユーラシア大陸西部の
覇権を引き継ぐドイツやフランス、ロシアなどの欧州大陸国家の世界戦略に
従って新たな国境線が引かれることを意味すると思われる。
米国のユダヤ人も、イスラエルのユダヤ人も、イランもサウジもシリアも、
この覇権移動を前提として自己の利益の確保と引き替えに独仏露に協力している
様に思われる。イラン・サウジ・シリアはイラク領土を分割併合するという利益を得る。
場合によっては、イランとシリアが領土のうちクルド人居住地域を、新たなクルド人
国家に割譲するかもしれない。クルド語はペルシャ語と近縁関係にあり、それ故に
クルド国家はイランの友好国になりうるのだ。トルコ自身もこの陰謀には気付いており、
それ故に米国のイラク攻撃に非常に非協力的であったのだと考えられる。
米国や英国、イスラエルはイラク攻撃の汚名を着ることで、トルコの弱体化と
ボスポラス海峡の奪還、欧州大陸からのトルコ人追放、トルコ国家の弱体化という
欧州大陸国家の一致した利益に貢献し、それと引き替えに新たな世界システムの
中での生き残りを狙っているのだろう。
ア「トルコは我々に非道な事を謝罪と賠償ry」
ト「で、アルメニアって何?おいしいの?」←国民だいたいこんな感じ
ア「世界一偉大なアルメニアを知らないとは無知で哀れなry」
ト「おーい誰か救急車呼んでー」
自分の中でアルメニアとアルジェリア、ナイジェリアがごっちゃになっている
EU諸国がオスマン・トルコ時代のことを何度も蒸し返すのは
まだまだ昔のトラウマが根強いってことでFA?
東ローマにエジプトにビザンツに
古代の支配王朝を滅ぼしまくってるわけだし・・・
しかしトルコとギリシャは死ぬほど仲が悪いという話は本当なのだろうか