【ロシア】学校で小説「収容所群島」が必読書に［09/09/10］

ロシアの教育科学省は9日、ソ連時代の強制収容所の実態を告発したノーベル賞作家の
故ソルジェニーツィン氏の小説「収容所群島」の一部を学校の必読書にすると発表した。
ロシア通信が報じた。

小説は本国での出版が許されず、1973年にフランスで出版。ソルジェニーツィン氏は翌年
反ソ活動罪で逮捕され、市民権をはく奪されて国外追放された。

ソ連崩壊後に帰国した同氏は昨年8月に死去する前、政権に接近。プーチン首相は死去に際し
学校教育で著作をより深く学ばせるようフルセンコ教育科学相に指示していた。

MSN産経（10日00:04）
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090910/erp0909100004000-n1.htm

アレクサンドル・ソルジェニーツィン（Wikipedia）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3

依頼により立てました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1250600035/256

↓以下「おそロシア」「フルチンコ」解禁

ソルジェニーツィンは後年変節してプーチン支持になった、と言われる事があるが、
６０年代に書いた「収容所群島」で書いた主張と後年の主張にほとんどブレがない。
基本的にスラブ主義者で国家主義者。軍は強くあれと願っていが、
言論の自由と民主主義は大切に考えている。

西側ではロシア愛国主義と民主主義の共存を想像すらできないので、
結果としてソルジェニーツィンは裏切者と言われる。

時代は変わったな。
オレは故サハロフに代表される西欧派を応援したいが。

オレの親父の本棚にもあったな。　
ソ連、共産主義はやべえと思ったもんだ。
愛国者プーチンには評価されてんだな。

>>3
現政権では言論の自由ねーじゃんｗ
自由に政権批判できないし
やったら弾圧されるし
ソルジェニーツィンは何故変節してしまったのか？

>>6
ソヴィエトにも屈しなかったソルジェニーツィンを黙らせるだけの力が
プーチンにはあったということなんだろう・・・おそロシア

淡々と収容所や処刑場に送られる人々を書いてる本なんだけど、その数がおびただしすぎて背筋が凍る
毎月、毎週、毎日近所の誰かが消えてゆく。密告をしなかった人も密告をした人もみんな消えてゆく
ラジオで流れるスターリン演説を拍手で賛美する人々。５分、１０分経っても拍手が止まない。
１５分・・・２０分！・・・３０分経った頃、聴衆の一人がにこやかに拍手をしながらゆっくりといすに腰掛けた。
つられてばらばらと、ようやく拍手も終わり人々は日常に戻ってゆく。


翌日、はじめに拍手を止めた男は忽然と姿を消した。
誰もその事について敢えて話すものはいなかった。

ロシアから日本に来た40代のおっさんを知ってるが
ソ連時代にモスクワ大学で受けた歴史教育が大嘘だったと知って
すごいショックを受けてるそうだ
シベリアはもちろん、北方領土問題も知らなかったとさ

日本も大江健三郎を必読書に…

>>7
同志スターリン ⇒ 偉大なるプーチンに変わっただけ

ロシアは今でもおそロシア

鋼鉄はいかに鍛えられたか　も一緒に必読書に

プーチンを批判する人は
即牢獄逝きです。
亡命してもリトビネンコのように暗殺される
スターリンとの違いは無い

大江戸健三郎、俺も読んでみたいんだが現代語訳はないの？

『デニーソヴィチ』のソーセージが上手そうな件

スターリンとプーチンに違いがないわけだろ。
農業集団化と大テロル犠牲者の数、２０００万はダテじゃないぞ。

まあスターリンに比べればプーチンは、まだ善良な独裁者だ。

>>プーチン首相は死去に際し学校教育で著作をより深く学ばせるよう
>>フルセンコ教育科学相に指示していた

一瞬プーチン死んだのかと思ったｗ

>>6
西側によるロシア包囲網でソルジェニーツィンの愛国心が刺激され、
プーチン支持になったんだよ。

「収容所群島」を読んだことない人たちに勘違いされているけどソルジェニーツィンは
反スタのスラブ民族主義の愛国者だよ。
だから、西側のロシア包囲網に対抗し、民族主義を高める運動をしているプーチンを支持した。

>>20
二人ともネトウヨだね。

プーチンとスターリンの違いは、
ハゲかフサかの違いしかない。

>4
ロシアの西欧派は結局外資と結びついて自分たちだけが
金持ちになろうという連中だったからね。今では国民に
嫌われまくってる。サハロフは資本主義化される前に死んだから
いいイメージのままで終われたが。

>>22
有名なロシアの「つるふさの法則」ですね。

アメリカ人のほとんどが
スプリングスティーンのボーン・イン・ザ・USAを
アメリカマンセーの歌と信じている

>>15
ＨＴＶの打ち上げ見てたので遅いツッコミになっちまったが、おれの遠い遠い記憶によれば
サラミだったような…。

>>25
アメリカ人は英語を知らないから。

ソルジェーニツィンは民主主義者かと勘違いしていた時期が僕にもありました
こいつはただのロシア民族至上主義の極右だった

それ以来、こいつのことはどうでもいい

入手しやすさ、薄さ、読みやすさを考えるとイワン・デニーソヴィチの一日が一番人気に
なるのはしょうがない。彼のイメージがあの作品からできるのもやむなし。

エロゲーみたいなタイトル名だな

>>14
> 大江戸健三郎、俺も読んでみたいんだが現代語訳はないの？

気にするな。どうせ大した事は書いてない。

てか大江戸ってｗ

むかし半分ほど読んだ

>>16
> スターリンとプーチンに違いがないわけだろ。

あなたの言うとおり。違いは「ないわけ」だ。

これ日本じゃ絶版だよな？

>>34
Amazonで売ってるみたいだが。

ロシアは誰もがある日突然に強制収容所行きになる可能性が有るからなぁ。

>>33
だれがうま（ｒｙ

民族主義、愛国主義、共産党独裁はそれぞれ違った概念だからね。
共存も敵対もできる。
ロシア民族主義者はスターリンの独裁専制を嫌っている。理由は彼がグルジア人だから。
旧ソ連のロシア人に対する非道はグルジア人の仕業でロシア民族主義と相容れないという立場だ。

プーチンのチェチェン虐殺なんて
スターリンと同じ極悪ぶりだろｗｗｗ
こいつらに違いなんてねーよｗ

ロシア人が望んだ事さ

どっちもど(ry

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　　　　|　　　　/l　l　､　　　　　　,／ ├‐'ﾞ　　　　　　この本でよーく分かっただろう？
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>>3
ソルジェニーツィン「人間にとって一番大切な物は、自由ではなく故郷である」

この有名な言葉も西側リベラリストにえらく批判されたんだよなｗ
自由と人権と進歩に至上の価値を置くリベラリズムから見たらとんでもないコンサバ野郎ｗ
プーチン支持発言なんかもそうだが、ソルジェニーツィンの死刑賛同の立場なんかもいちいち西側リベラルにはショックを与えたようだ。裏切り行為らしいｗ

つまるところ西側リベラルって、最悪のオリエンタリズムというか、「オリエント」の人間の内面をも支配しようという傾向があるよね。
自分達の言うことを聞くイエスマンの「有色人種＆ロシア人」しか信用できない。
ソルジェニーツィンに限らず近年の西側リベラルマスコミによる安倍麻生バッシングなんかもそうだな。安倍や麻生みたいな親米保守を潰した結果、どんな奴が権力を握るのか全く理解していなかった。
強者であり世界の事実上の支配者である西側リベラル勢力に逆らわないような「有色人種＆ロシア人」は、自国の独裁者にも逆らわないのだというごく単純な事実が、彼らにはどうしても理解できない。

「収容所群島」はロシア文学の伝統で結構重厚長大なので、短編集の「公共のためには」あたりがお勧めかな。
映像化してもいいくらいじゃないかな。学園モノとして。