米、イラン外交官の独立記念日パーティー招待を取り消し
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090625-OYT1T00316.htm 【ワシントン=黒瀬悦成】
オバマ米政権は、7月4日の独立記念日に在外の米大使館や
総領事館で開かれる記念パーティーにイラン外交官を招待する方針を取り消した。
ギブス米大統領報道官が24日の記者会見で明らかにした
オバマ政権は今月初頭、イランとの対話促進の一環として、
各国に駐在するイラン外交官をパーティーに招待すると発表。
しかし、12日のイラン大統領選の結果をめぐる抗議行動を受け、
イラン政府が「米国がデモを扇動している」として対米非難を強めているのに加え、
イラン側から出席の返事が一切なかったことから招待取り消しを決めた。
報道官は、イタリアのトリエステで今月下旬に開かれる、
イラン核問題をめぐる国連安全保障理事会5常任理事国と
ドイツ(P5プラス1)による協議に、引き続きイランの出席を要請するとし、
核問題をめぐる対話の窓口を維持する姿勢を強調した。
(2009年6月25日10時25分 読売新聞)