故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元米大統領の夫人、ナンシー・レーガン(Nancy Reagan)さんは、
このほど発売された米エンターテインメント誌『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』最新号の
インタビューで、今は亡き夫のロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領と「今でも会っている」
と語った。
来月88歳になるナンシーさんは、夫について次のように語った。「変に思われるかもしれないけれど、
わたしにはロニーが見えるの。夜寝ているとき、ロニーの気配を感じて起きるの。そして彼に
話しかけるのよ。何を話すのかは大した問題じゃない。大切なのは、彼が確かにそこにいて、
わたしにはそれが見えるということなの」
レーガン夫妻がおしどり夫婦であったことはよく知られている。夫が93歳で亡くなってから5年がたつが、
ナンシーさんは「ロニーがいなくてとっても寂しい。(5年たって)少しは落ち着いたでしょうと
人から言われるけれど、ちっともそんなことないわ」と話した。
■オバマ大統領について
前年の大統領選では共和党のジョン・マケイン(John McCain)候補に投票したが、大統領に就任した
バラク・オバマ(Barack Obama)氏の選挙キャンペーンには「非常に感銘を受けた」と語った。
ナンシーさんは昔から占星術に凝っており、これがジョークのネタにされることもある。
前年11月、ナンシーさんが降霊会をやっていたといううわさに絡み、大統領選挙に当選したオバマ氏が
「(就任準備について)存命の大統領経験者からアドバイスしてもらった。ナンシー・レーガンの
『降霊術』で故レーガン大統領に話を聞くことはしていない」とジョークを飛ばした。
ナンシーさんは、このときのショックを同紙に語ったが、オバマ氏本人がのちに電話で謝罪したことも
あり、わだかまりはないようだ。「和解」後に、オバマ氏からディナーに招待され、
ミシェル(Michelle Obama)夫人とも電話で話した。
ミシェル夫人へのアドバイスは?との質問には、「公式晩さん会をたくさん開くことね」と答えた。
レーガン夫妻が公式晩さん会を開いた回数は56回であるのに対し、ジョージ・W・ブッシュ
(George W. Bush)前大統領夫妻が開いた回数はわずか6回。
「(公式晩さん会は)世界一簡単よ。何もする必要はないんだから。ちょっとした仕事をして、
あとは楽しむだけでいい。ワシントンはそうやって動いているのよ」
ソースは
http://www.afpbb.com/article/politics/2608189/4223036 “ナンシー・レーガン夫人を伴って応接室へ向かうバラク・オバマ米大統領”という画像がソースで見られます。
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