【アメリカ】 元ギャング、環境技術者として再出発 NPOが支援[5/23]

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1ボブリックビバーンφ ★
元ギャング、環境技術者として再出発 NPOが支援

毎朝1台の車に乗り合わせ、職場へ向かう3人の男性たち。数年前までは、対立する
ギャングのメンバーとして抗争を繰り返す「敵同士」だった。それぞれ刑務所の出入所
を繰り返した末に再出発を決意し、環境業界の職に就いた。就職に向けて職業訓練を
支援したのは、ロサンゼルスを拠点に活動する非営利団体(NPO)「ホームボーイ・イ
ンダストリーズ」だ。

「もう殺し合いはしなくていい。同じ人間同士、共に生きることを覚えなければ」――そう
話すリカルド・レイエスさんの表情は明るい。過去10年間、麻薬がらみの犯罪で刑務
所入りを繰り返した。9歳と7歳になる娘が誕生した日も服役中で、立ち会うことができ
なかった。「人生を無駄にしていたと、今は思う。子どもをつくっただけで父親になった気
でいたが、そうではなかった」

08年5月の出所を最後に、レイエスさんは生まれ変わる決意をする。ホームボーイが
提供する太陽光発電技術の講習を優秀な成績で修了し、アパートに太陽光パネルを
取り付ける大規模プロジェクトに加わった。「働いて娘たちを養うことができる。それだけ
で満ち足りた気持ちになるね」と、レイエスさんは目を細める。

ホームボーイは、ギャングの元メンバーらを対象に、出所後の就職へ向けた無料講習
などの支援プログラムを提供するNPO。カトリック神父のグレゴリー・ボイル師が88年、
市内の貧困地域で、ギャング抗争に巻き込まれる若者らへの支援活動を始めたのをき
っかけに設立された。現在は環境関連の職業訓練に力を入れ、着実に成果を挙げてい
る。

レイエスさんはグレゴリー師を「聖人」と慕い、「かれのような人がもっといれば、私のよう
な者は減るはずだ」と話す。レイエスさんには最近もう1人、息子も生まれた。妻のスサ
ーナさんによれば、レイエスさんは講習を受けてから、別人のように明るくなった。「前は
ギャングのことしか頭になかったけれど、今は子どもたちを愛してくれている」という。

レイエスさんと同じ車で出勤するルドルフォ・マルケスさんが、「今は3人とも、相手を普
通の人間として扱っている。仲良くやっているよ」と口をはさむ。もう1人の仲間、セサル
クルスさんもうなずいて、「昔なじみを見渡せば、みんな刑務所へ入っている。そんな人
生はいやだと思ったんだ」と力を込める。「本人が人生を変えたいと思えば、なんだって
可能だよ」――レイエスさんはそう言って、確かな足取りで職場へ向かった。


ソース(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905230002.html
2七つの海の名無しさん:2009/05/23(土) 22:02:41 ID:SMYUCidc
ソーラーで電気つくってHydroを育てれば電気会社から通報ないもんなw
3七つの海の名無しさん:2009/05/23(土) 22:17:22 ID:0EbaMQxw
こうして生き返るのがどのくらいの率でいるのか。
しかし100人に1人であったとしても必要な活動だな。
4七つの海の名無しさん:2009/05/23(土) 22:44:19 ID:qU+loEK9
グレゴリー神父も曰く付きの過去をお持ちなんだろうなぁ。
不退転の決意って凄い
5七つの海の名無しさん
今オバマさんの政策で太陽パネルが需要伸びるんだってね