ロイター通信によると、国連のアハメドゥ・ウルド・アブダラ事務総長特別代表(ソマリア問題担当)は15日、
ナイロビで記者団に対し、アフリカ内外の外国人戦闘員280〜300人がソマリアで、
急進的イスラム組織アッシャバーブを支援する形で暫定政府軍との戦闘に参加していると述べた。
アッシャバーブは国際テロ組織アルカイダとの関係が指摘されている。
アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者は今年3月、
暫定政府のアハメド政権打倒を呼び掛ける音声声明をインターネット上で発表。
海賊問題などを抱えるソマリアでのアルカイダの影響力拡大が懸念されている。
アフリカ連合(AU)当局者は15日、アフガニスタン出身とみられる戦闘員一人が戦闘で死亡したと記者団に語った。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090516/mds0905160958003-n1.htm