ブラジル・サンパウロ郊外の民家で日本人夫婦の遺体が見つかり、地元警察が殺人事件として捜査を始めたことがわかりました。
遺体で見つかったのは、ブラジル・サンパウロ郊外のグアラレマ市で農業を営む小代正治さん(74)と妻のキヨエさん(68)です。
地元紙によると、今月8日、サンパウロに住む小代さんの娘から「両親と連絡がとれない」と連絡を受けた近所の人が
小代さん宅を訪問し、台所と浴室で倒れている2人を見つけたということです。
2人の遺体には、首などに刺し傷がある上、現場からテレビなどの金品が奪われていないことなどから、
警察は、物盗りではなく、個人的な恨みを持った者の犯行とみて捜査しています。
事件当時、自宅には90歳を越すキヨエさんの母親がいましたが、
犯行には、気付かなかったということで、警察は、当時の状況をさらに詳しく聴くとともに、殺人事件として捜査を始めました。
http://www.mbs.jp/news/jnn_4130584_zen.shtml