【ソマリア海賊】フィリピン企業のタンカーや乗組員を解放、身代金支払は不明[04/21]
フィリピン外務省当局者は21日、アフリカ東部のソマリア沖で昨年11月10日に海賊に
乗っ取られていたフィリピン企業運航のタンカーと乗組員23人が21日、解放されたと述べた。
身代金支払いの有無については触れなかった。
セネガルからインドへの航行中、ソマリア北部のアデン湾で襲われていた。同船はフィリピン
海運企業が運航し、乗組員全員が同国人だった。解放された後、乗組員が運航企業に携帯電話の
メールで報告してきたという。
タンカーはソマリアから周辺諸国に向かっているとみられる。
乗組員の家族によると、海賊は当初、身代金約500万米ドル(約4億9000万円)を要求した。
アデン湾は世界最悪の海賊多発海域。比外務省によると、複数の船舶に乗っていて海賊に襲われた
同国人船員約85人が依然、拉致されたままとなっている。
ソース CNN.co.jp 2009.04.21 18:05 JST
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904210026.html