放射性物質の売却図る ウクライナで州議会議員ら3人拘束
AP通信などによると、ウクライナ治安当局は14日、西部テルノポリ州で、
放射性物質を売却しようとした州議会議員を含む3人を拘束し、
物質を押収したことを明らかにした。
3人は約3・7キロの物質を核兵器に使える「プルトニウム239」だとして
1000万ドル(約9億9000万円)で売ろうとした疑いが持たれており、
9日に拘束された。鑑定の結果、この物質は放射性のアメリシウムと推定。
売却しようとした相手は明らかにされていない。
アメリシウムからは、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」の製造が可能。
治安当局は、この物質がソ連時代にロシアで作られ、
ウクライナに持ち込まれた可能性があるとみている。 (共同)
ソース:MSN産経ニュース 2009.4.15 00:29
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090415/erp0904150029000-n1.htm