【アメリカ・ミサイル防衛】オバマ米大統領、ポーランドのMD配備に支持表明[04/06]
欧州連合(EU)との首脳会議などでプラハを訪れた米国のオバマ大統領は5日、ポーランドの
カチンスキ大統領らと会談した。米政府高官によると、オバマ氏はポーランド側に「イランの
脅威が存在し、コストが膨大なものにならない限り、ミサイル防衛(MD)システムの配備計画を
支持する」と表明した。チェコとの首脳会談でもミサイル防衛での協力を話し合った。
米政府はブッシュ政権当時、イランからの弾道ミサイルの脅威に対抗するため、ポーランドに
迎撃ミサイル拠点を、チェコにレーダー施設をそれぞれ設置する構想を打ち出した。
これにはロシアが強く反発したため、オバマ政権の対応が関心を集めていた。
米政府高官は同時に「イランの脅威がなくなれば、ミサイル防衛のシステムは必要ないというのが
合理的だ」とも語り、将来的な配備計画の変更に含みを残した。
ソース 日経ネット 4/6 16:07
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090406AT2M0600206042009.html