【タイ】「運勢悪化は前世の悪業」 タクシン派が御祓い[02/18]
タクシン元首相の支持者数百人が17日、タクシン氏の生まれ故郷であるタイ北部
チェンマイ市の寺で、同氏の御祓(はら)いを行った。タイ字紙タイラットなどが報じた。
タクシン氏は通信事業でタイ屈指の富豪にのし上がった後、政界に転じ、2001―2006年に
首相を務め強い権力を振るった。しかし2006年のクーデターで失脚し、現在は汚職で実刑判決を
受け国外逃亡中の身。急激な運勢の悪化は「前世の悪業」のせいだとして、タクシン氏のいとこの
チャイヤシット元陸軍司令官らが御祓いを企図した。
御祓いでは霊媒の女性が、「タクシン氏はかつて地方の王だったが、ビルマ人を殺害し、金を
奪うという罪を犯した。これが今生に悪い影響を与えている」と説き、清めの儀式が行われた。
タクシン氏や政敵で実業家のソンティ氏、2006年のクーデターを指揮したソンティ元陸軍司令官らは
著名占い師や黒魔術に強く影響されていると、タイの一部メディアは報じている。2006年に
バンコクのエラワン神像や東北部のクメール遺跡が破壊された事件を政争と結びつける見方もある。
ソース newsclip.be 2009/2/18 12:07
http://www.newsclip.be/news/2009218_022628.html