【アメリカ・イギリス】「坂の上の雲」の英訳に“再挑戦”…英米の3研究者[02/12]
1 :
盥安φ ★:
【アメリカ・イギリス】「坂の上の雲」の英訳に“再挑戦”…英米の3研究者[02/12]
累計2000万部を誇る作家、司馬遼太郎(1923〜96年)の代表作「坂の上の雲」の英訳が始まった。
明治日本の近代化を扱う本作は文庫で全8巻に及び、翻訳は過去に一度頓挫。今回は、同志社女子大の
ジュリエット・カーペンター教授ら英米の研究者3人で“再挑戦”する。12日は司馬の13回目の
命日にあたる。
同作は、日露戦争で連合艦隊参謀を務めた秋山真之、兄で陸軍大将の好古、同郷の俳人正岡子規を描く。
維新後30年余りの日本が、ロシア・バルチック艦隊を破る過程を壮大に追い、今年11月から
NHKでドラマ化される。
英訳は2000年から取り組んでいたマサチューセッツ州立大のウィリアム・ナフ名誉教授が、
3年前に死去して中断。千葉県松戸市の出版社「日本文献出版」の斎藤純生社長(73)が
中心となって再度訳者を探していた。2012年に海外での刊行を目指すという。
歴史小説は専門用語の訳が煩雑で、大作の多くが敬遠されがちだった。本作も人名や地名など
多くの注釈をつける必要があるが、増えすぎると読みにくくなるという課題がある。
司馬遼太郎記念館の上村洋行館長は「世界史的な視野で日露戦争をとらえたこの作品が訳されれば、
日本への理解が深まるだろう」と期待している。
ソース 読売新聞 2009年2月12日15時55分
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090212-OYT1T00698.htm?from=navr
2 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:23:28 ID:g8JOs2xv
今日はカレーにするかハヤシにするか悩んでいる
3 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:28:10 ID:wLO4tpOI
>>明治日本の近代化を扱う本作は文庫で全8巻に及び、翻訳は過去に一度頓挫。
江川の漫画もグダグダになって終ったな
司馬遼太郎って海外で知名度あるの?
坂の上の雲が英訳されてないってことは何読んでんだ?
日本人が読んだって序盤とか退屈なのに
英訳したところで・・・って感じがするんだが。
5 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:35:47 ID:AeX26dWa
司馬遼太郎はストーリーや題材の面白さもあるけど、それ以上に日本語の文章のうまさが大きいだろ。
独特な言い回しで、少しの言葉でその場面の景色や空気まで描き出すような。
英語にしちゃったら、普通の文章になっちゃいそうだ。
6 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:35:55 ID:oGUj1Mql
7 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:38:17 ID:oVT4zw96
燃えよ剣でいいんじゃね?
8 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 19:39:37 ID:Q6LUMWcg
ぞなもしってどうやって訳すんだ?
注釈が多くなるのも仕方あるまい。
日本人なら知ってて当然の人物が重要な役割を果たしてるんだから。
その時点で注釈行き。
まだだったんだーびっくり
こういう翻訳って人手たりなかったりすんの?
13 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:01:40 ID:sU3ngtv6
まだだったんだ。
道理で小便臭い「菊と刀」なんて本が出版されるわけだw
14 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:04:18 ID:g0Qx1vDj
司馬の小説自体が注釈のかたまりでないかい。
「余談が、すぎた」とかなんとかいって。
たしか韓国語訳はあるって聞いたような気がする。
坂の上のポニョ
まあ名訳に恵まれれば小ヒットする可能性はあるんじゃね?
日本海海戦や東郷平八郎は一般人はともかく、
軽い歴史オタや軍オタなら米人でも知ってるだろうし。
HAIKUを近代的な文学形式として確立した正岡子規ってネタも
インテリの興味をそそるだろう。
19 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:29:00 ID:JzA2kr9L
司馬の作品はどれも司馬の思い込みが作品に反映され過ぎてて駄目駄目だね。
20 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:31:21 ID:X2E1xlUe
徳川家康全26巻がシナでブームなんだから問題なく英訳ぐらいできるだろ
>>16 昔は韓国軍人必読書と言われていたような。
この作品の連載終了が昭和47年だから、
当時40歳前後なら普通に日本語で読めただろう。
そのついでに翻訳した香具師がいてもおかしくない。
22 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:32:52 ID:PUd+b3Xr
俺は箱根の坂の上巻が好き。
上巻はフィクション要素があるのが良かったのだろうか。
室町中期〜後期の雰囲気が出ているのがなんとも良かった。
なにを言いやがる
25 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:40:31 ID:L6r5347c
ガイよの〜
>>21 だって当時の軍事政権のトップが、過っては帝国陸軍大尉だった朴チョンヒだもん。
27 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:47:27 ID:rtseHO+0
司馬の小説は、駄文が多すぎるんだよな。
文章下手なのに上手いって奴おかしいぞ。新聞記者上がりで量産しすぎ
で文章が荒いって昔は批判されてた。神格化されてからはそんな声もなく
なったけど。
29 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:48:59 ID:06WjezNk
デーブスペクターならやってくれる。
30 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 20:51:08 ID:QhLsHG/L
まあ、消防士が
ファイヤーファイター、
なんていう言語の貧弱な英語じゃあ無理だな
もっと間抜けな英語もあったが、今は思いつかない
日露戦争物語を英訳せえ、ガイやのお
PAM!PAM!PAM!PAM!
32 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:01:44 ID:jleKBw5V
作者言う。
好古さん、はんぱなくかっこよかったなあ。
「見ての通り、オレは無事だ」とか。
将来の嫁さんを「ちん」と呼んだのだっけか。
33 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:06:36 ID:0SHLJ3mY
34 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:09:07 ID:jwQu0KKk
簡単な注釈をつけて、詳細Webに掲載したらいいんじゃまいか?
35 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:09:19 ID:ILBlgKah
あほくさ
>>28 朝日新聞は新聞記者の理想的記述だと思ってるんだろうw.
朝日新聞 ジャーナリスト宣言
「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを。」
37 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:18:28 ID:CppXMJWt
思いっきり意訳しちゃえばいいじゃん?
源氏物語がそうであるように
38 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:21:00 ID:vhh5Lyyo
司馬の小説って「○○だと言って良い」という表現が多用されているけど
どうして「である」と言わないんだろう。そういう責任回避的な姿勢が
あまり好きになれない。
>>4 >坂の上の雲が英訳されてないってことは何読んでんだ?
著書だと空海の風景、最後の将軍、韃靼疾風録の三冊だけしか英訳されてないようだ。
どれも読んだことないぜ
40 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:28:47 ID:AFAsaJnu
41 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:37:32 ID:/ENhxWW1
藩・藩札・御徒歩・馬廻り・兵児帯・銭湯・風呂たき・正一位稲荷大明神・勤王・賊軍とか、どうやって英語にすんの?
42 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:37:37 ID:Wh7cNmjV
ラブクラフト翻訳した奴は原文よりキモくしてたなあw
43 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:44:17 ID:g8JOs2xv
海軍に敬意を評し今宵はカレーにしたお〜
44 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:45:13 ID:UkMuaL3f
中国語なら出来そう
>>41 西欧には近代封建制が有ったから、それ関連用語は翻訳出来るだろう。風呂はローマ風呂があるし。
兵児帯等の風俗は図譜添付か。勤王・賊軍は所謂天皇制関連だし、正一位稲荷大明神は神道等の
民俗とも天皇制にも関係してくるし、どうしても説明文が長くなるだろう。
46 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 21:57:13 ID:8Fozw27f
大仏次郎なんかの方が翻訳しても面白そうだけど。
翻訳に頓挫ってwwww
注釈というか「余談ではあるが」はむしろ本編だろ
48 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:07:37 ID:2llnHk0y
司馬遼太郎は19世紀ポーランドの小説家ヘンリク・シェンキェヴィチとそっくりなんだよな
・『火と剣をもって』
・『遠雷』
・『十字軍』
・『クオ・ヴァディス』
とかな
シェンキェヴィチのあの読者をグイグイと引き込む情熱的な情緒表現は
吉川英治ともそっくりだな
シェンキェヴィチはノーベル文学賞を取っている
日本の歴史小説家も生きているうちに作品が上手に英訳されていたらな
>>48 まあ受賞できたのは政治的理由だから、平和な日本じゃ難しい。
50 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:17:44 ID:qtfpUyL1
かわぐちかいじ で漫画にした方が良いだろ。
51 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:27:09 ID:L6r5347c
西岸良平が日本海海戦を描いたら ネ申
爾霊山 3合目の夕日とか? 山が赤く染まって...しゃれにならんなw
53 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:35:54 ID:PBgS7i1Q
>>38 書き手の癖というか個性の一つだからねぇ
料理の味付けが口に合わないのと同じで
こればかりはどうしてもどうにもならないもんさー
54 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:40:32 ID:AWV8GOt/
特アとアングロサクソンとオランダはこっちみんな
>>3 日露あんまり詳しくなかったから、当時面白いと思って読んでたんだけど・・・
なんだろうね?長すぎて無理だと諦めたのかな?
56 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:44:59 ID:L6r5347c
>>52 海兵さんの目がバツの字になったり、何故か軍艦にネコが寝てたりするw
57 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:46:53 ID:b3A/CQ7D
また世界に司馬厨が増えるからやめてくれ
乃木が可哀想すぎるから
58 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:47:53 ID:g5bOxt0u
俺もロシアの小説とか読めんかった
名前とか覚えられんし、読みづらい
日本の固有名詞がたくさんでてくるものは海外で受けんと思うよ
59 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:49:25 ID:2llnHk0y
>>49 『火と剣をもって』以降はポーランドで、
そして『クオ・ヴァディス』は各国語に盛んに翻訳され西欧キリスト教世界すべてで熱狂的に読まれたから
さて、らうめんでも食べるか
61 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 22:58:58 ID:N3YgLHTM
何年か前、週刊文春の「ホリイのずんずん調査」で
「司馬さんの初期の作品は大事な情報は忍者が出てきて全部主人公に教えてくれる。
晩年の作品になると作者本人が出てきて教えてくれるようになった。」
と書いてあってワロタw
>>55 戦争の描写が細かすぎたんじゃね?
設定資料かと思ったよ もっとサクサク行ってもよかった気がする
それか当時の韓国の描写に韓国人から抗議が殺到したとか
半万年独立国だったニダとかもっと文明国だったニダとか
63 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:16:12 ID:KSK4joXV
朝鮮の軍神李瞬臣がどう扱われるか楽しみだ。それを神格化するために韓国の
命令でNHKがわざわざドラマ化するわけだしな。
64 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:16:53 ID:+Dedqlcn
日露戦争ってアメリカの武官が観戦してたぐらいだから
向こうの研究書ぐらいいくらでもあるんじゃないの?
どこに躓いてるんだろ。
65 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:19:03 ID:3LrdN9xH
司馬遼太郎は、単純に合理主義史観だよ。
歴史小説に、戦略・戦術という概念を持ち込んだ。それだけ。
66 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:19:15 ID:1fyy9+9B
ちょうど今読んでるところぞな
ドラマ楽しみ
67 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:27:06 ID:/ENhxWW1
>>45 神道・天皇制度の長い説明文が続くとそこで読者が投げ出しそう。
あと日本人の名前のややこしさで読むのやめちゃう読者もいるだろうし。
ロシアの小説読もうと思って一番大変なのが人名が憶えにくい。
アルファベットで「akiyama saneyuki」「hongou fusatarou」とか出てきたら
英語圏の人は覚えられないかも。
これはキツイかもわからんね。
>>62 日清戦争なんかサクサクと進んだ印象があるが、
実際にエピソード1つ拾っても広がりあるんだから、
あれが日露まで続いてたら江川は確実に死んでいるだろう。
ってか、誰かまともな漫画家が続き書いてくれないかな。
江川も着眼はよかったんでね?
山崎豊子みたく分業体制でやればよかった
70 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:37:59 ID:2llnHk0y
>>67 そういう名前は欧米人に覚えやすいように変えればいいと思う
「Monkey」「Pigsy」「Sandy」という風に
71 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:42:37 ID:/ENhxWW1
とにかく「坂の上の雲」は、翻訳も漫画化もテレビドラマ化も映画化も無理だよ。
ハードルが高すぎる。
かなりの人材・頭数・予算・時間がないとどうやたってグダグタになる。
今回の翻訳も、いくら優秀な学者でも3人じゃ無理だ。その下に30人くらいつけなきゃ。
そうなると予算や時間の拘束で支障が出る。
厳しそう。
72 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:47:27 ID:zbsIgPnv
今、ハリウッド映画に出資してるのはインド資本多いらすいね
あのスピルバーグのドリームワークスもインド資本からんでるとか
日露戦争の日本勝利に当時のネルーとかインド知識人も賛意示したとか
金融危機前だったら上手くすればインド資本から
出資得られた?かもしれないね
73 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:49:00 ID:2llnHk0y
源氏物語はザイデンステッカーが全部一人で翻訳したが?
74 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:50:47 ID:2llnHk0y
川端がノーベル賞取れたのは英訳があったからだよ
英訳したのはザイデンステッカーなんだが
上のシェンキェヴィチのノーベル賞の例と同じ
何ごとも英訳しないことにははじまらないわけで
75 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:51:45 ID:S59xEnXo
全8巻といっても、司馬遼太郎の文章はスカスカじゃん。
紙が明らかに白いだろw
>>1-
>>74がなぜこのようなレスを投稿したのか、
筆者にもその気持ちがよくわからない。
わからないままに、書きとめておく。
以下、余談。
77 :
七つの海の名無しさん:2009/02/13(金) 23:55:09 ID:2llnHk0y
司馬が生きているときにちゃんと上手に英訳されていれば、
司馬は「日本のシェンキェヴィチ」としてノーベル賞取れたはず
坂の上の雲の内容で韓国人がファビョるに決まってるが・・・
78 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 00:07:38 ID:lnzeNhpM
>>4
退屈っていう理由がよくわからんが
お前に教養がありすぎるのか全く無いのかどっちかだな
79 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 00:34:52 ID:NSGL3iHc
日本の軍事用語は元がどうせ英語とかだから、楽な分野。
正岡子規について記述した部分の翻訳のほうが難航しそう。
しかも短歌や俳句についての議論を上手に英訳したとして、
はたして理解できるのかどうか。
80 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 00:39:11 ID:vEIs9hp6
>>79 確かにな。
正岡子規とかは外人は知らないだろうしな。
81 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 00:41:49 ID:IWaqkvgu
大山巌を西郷隆盛の従兄弟と紹介してもアメリカ人は
西郷を知らんわけだし、夏目漱石がちょこっと出てくるが
漱石を知らなければ何で出てきたのかピンと来ないだろうし・・・
82 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 00:46:40 ID:ZwmT1nZX
坂之上のオタ
83 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 01:01:58 ID:lWqUjXWJ
坂の上の雲は、話がグダグダになりすぎ。
84 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 01:12:38 ID:98PTQuPb
>>73 源氏は王朝ものでしょ。どこの国にも王朝は昔あったからわりと訳しやすいと思うのよ。
王様がいて寵姫がいて、恋愛もので。嫉妬や陰謀があって。
ところが、鎌倉以降は朝廷と幕府の二重構造を読者に理解させなきゃならないから一気に難しくなるよ。
さらにその下に何百も大名や寺社勢力もあるし。
日本人の歴史好きでも、「天皇と将軍ってどっちが偉いの?どっちが日本の代表?」って聞かれたら答えられないでしょ。
「幕府」は英語で確か「shogunate」なんて無茶な訳をしていたこともあったはず。
翻訳するとなったら分業しないと1人じゃ負担が重すぎるよ。
>>39 空海の風景をしっかり読み切ることが出来れば
その時、司馬遼太郎にどっぷり浸かっていることだろう
後半になると面白くなってくるんだけど、それまでが辛い・・・辛い
86 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 13:31:41 ID:1Vnevbcc
>>57 乃木の評価がこの小説で一気に下がったよね。
乃木はまだある意味崇高とも言えるイノセントな
存在として描かれていたからまだいいよ。
伊地知なんかこの小説がヒットしたおかげで子孫まで国賊扱い。
>>74 ノーベル文学賞(笑)なんて、物理学、科学・生理学なんかに比べたら糞程でもないよ。
いいか?言葉は文化なんだよ。科学分野はただの理論だ。それを共有する為に英語が用いられてるだけ。
英訳されてしまう時点で文化が近いヨーロッパ語族が有利なのは当然だろ?
文化の根源が違うんだから。文化も英語で統一なんておこがましいにもほどがあるよ。
欧米の日本文化の研究者の論文なんて殆ど眉唾物。ディスカバリー見てみなよ。酷いから。
知り合いに源氏物語を原文で読める程日本に精通したイギリス人がいるが同じ言言ってたし。
言葉は主観なんだよ。文化が遠い英語の主観で見て日本の文化や心情は理解出来るのか疑問だね。
いくら語彙が多くても、翻訳出来ない事だってある。
2CH脳
90 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 17:10:05 ID:WaYyQ82o
そういや三島と川端が対談したとき、その国の言葉で書かれた小説を、
同じ感動までをも翻訳によって伝え切るのは至難の業とか話してたなぁ。
日本語特有の間の取り方とか、主語の省き方は英語ではどうやって再現するんだろうね。
単純に内容の正確な伝達さえ出来ていれば、文体の形状はこだわらないのかな?
91 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 17:38:30 ID:mFmCMJlk
セオドア・ルーズベルトが秋山の名文に感激してコピーして将兵に配ったり
ユダヤの大銀行家から莫大な戦争資金を借りたりするから
欧米人が読んでも面白いと思うよ
上手く英訳できたらハリウッドで映画化ですね
うっざいです
93 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 17:56:39 ID:Gxv4RIYQ
「坂の上の雲」によれば日本兵にも地域差があるようで・・
九州人の部隊は、勇猛で死を恐れずに突撃していくツワモノぞろい
東北人の部隊は、寒さに強く我慢強く逃げない
大阪人の部隊は、戦場で「アイゴー アイゴー」と泣き叫び、逃走しまくりw
>>91 相手はロシアなんだから、外交戦が始まる辺りからは
欧米人でもするする読めるだろうけど、
そこまでが長いんだよw
日清戦争でいくつか分かりやすい話がある程度で。
95 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 20:28:53 ID:6Vl+dYb6
ドラマはNHKらしくチョンが謝罪と賠償を求める物語になるんでしょ?
96 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 21:27:18 ID:lWqUjXWJ
正直、日本専用ホルホル小説だし、イギリスで喜ばれる
内容とは思えないな。
だれかロシア語に訳してくれや。
BY THE WAYとかGOING ASIDEのフレーズが多そうだな。
99 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:13:32 ID:8cYc71vv
また「日本海でなく、トンへニダ!!」と文句がくるに1京ジンバブエドル
100 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:22:29 ID:ksn83iuy
日本語って特殊なんだー外国人にはムツカシいんだー中々、翻訳できないんだー
特殊なんだーそれが、翻訳されるんだースゴイダロー
ホルホル、ホルホルー ばかみたい、あほな事大袈裟に喜んでる間に、
きっとチッポケな日本は亡んでるよ。
君は君の思うままに生きればいいさ
102 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:31:51 ID:ksn83iuy
日本語はなんか単純すぎる平板すぎる言語だよ
幼稚化してるよ 海外ではそうとしか思われてない
104 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:48:56 ID:ksn83iuy
一次情報です
105 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:56:02 ID:aLVPYvEF
>>88は典型的な2ch脳
いいか、文学賞の世界最高峰はノーベル文学賞なんだ
これは各国語に訳されていないと評価されない
アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭パルムドールやベネチア映画祭金獅子賞も字幕で見て評価される
文芸というものは、言語の表面を超えた人類の普遍性に根ざす深い味わいがないと受賞できないのだよ
これも人類の叡智であり、科学各賞に匹敵、あるいはそれらを超える高度な知能を要求するのだよ
よく反省しろカス
106 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:56:41 ID:aLVPYvEF
107 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 22:57:36 ID:496DLfpX
またネットキムチが湧いたか。
108 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 23:11:11 ID:7VbfNorj
>>4 司馬遼太郎は知られてないよ。
『梟の城』の映画版も海外向けに売り出そうとしたけど失敗したんだっけ。
やっぱり、日本文学でイギリス、アメリカのインテリに知られてるのは
三島由紀夫、安部公房、村上春樹
あたり。
日露戦争関連の英語の本もほとんどが「具体的すぎる戦史」で
近代化した日本の内側を描いてるものって見当たらないね。
>>48 その発想は無かったよ。シェンキェヴィチと司馬か!
109 :
七つの海の名無しさん:2009/02/14(土) 23:28:44 ID:UpzYu2ew
15:七つの海の名無しさん [sage] :2009/02/13(金) 20:07:55 ID:oh+M0fTS ○
司馬の小説自体が注釈のかたまりでないかい。
「余談が、すぎた」とかなんとかいって。
24:七つの海の名無しさん [sage] :2009/02/13(金) 20:38:55 ID:GQ/BR4dN ○
>>15 「もう少しこの話を続けたいと思う」
んで、いい加減にしろよと思いつつ読んでしまうw
>>81 > 漱石を知らなければ何で出てきたのかピンと来ないだろうし・・・
仮想ビクトリア朝SF小説、ディファレンス・エンジンでは明六社の面々が
さらっと出てくる。読み手になんとなく伝わればそれでいいんじゃないの?
110 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 00:22:57 ID:HL8JrmCS
>>88 ヒストリーチャンネルとか東洋史が結構酷いよなw
111 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 01:14:03 ID:TnJnM+HL
訳って、英語から日本語は簡単そうに見えるけど 日本語から英語は超難しそうだな
112 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 01:30:38 ID:SjbZadPq
「坂の上の雲」によれば日本兵にも地域差があるようで・・
九州人の部隊は、勇猛で死を恐れずに突撃していくツワモノぞろい
東北人の部隊は、寒さに強く我慢強く逃げない
大阪人の部隊は、戦場で「アイゴー アイゴー」と泣き叫び、逃走しまくりw
大阪の部隊は第2次大戦でも弱かったらしいwwwww 流石、チョンの親戚
「またも負けたか8連隊(大阪の部隊)」っていうのは結構有名
113 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 01:42:38 ID:Pln9ZDb5
>>111 確かに英→日はどちらかというと楽だが、英語の表現に広がりが無い分
うまくやらないと画一的な日本語になってしまう問題もある。
いかにも英語から訳しました、って感じの文章って多いでしょ?
>>103 日本語そのものに関しては、
「主要国の言語でこれほど簡単な言語はない」
というくらい簡単。
世界中で日本語教育がなされているが、「難しい」なんて声はまず聞かない。
欧米人も、漢字使用を除けば、基本事項は比較的簡単に習得している。
逆に基盤が簡単なだけに、実際の言語運用の余地が広くて、そちらの方で難しくなる。
「通じればいい」レベルの日常会話ならともかく、
「ビジネス日本語」になると「ビジネス英語」以上の問題を抱え込む。
文芸も同様。ヲタアニメも同様(ヲタアニメのためなら頑張って学んでくれるだろうがw)
「文章の書き方の常識」もかなり違う。
ある言語学者は「日本の文章は犬の散歩、ドイツの文章は尺取虫」とたとえた。
その意味するところは深入りしないが、そのくらい違う。
つまり言語文化の基盤が違う。
欧米の文章は翻訳を通じて日本に多数入っているが、その逆はまだ少ない。
115 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 06:37:40 ID:17iDesZq
「その時歴史が動いた」の秋山真之の回は面白かった。
バルチック艦隊にT字戦法を仕掛けるも、分断されて不発
かと思いきや、作戦の徹底指導が下士官の機転に繋がって
T字戦法が組み上がって撃破。
116 :
七つの海の名無しさん:2009/02/15(日) 06:39:20 ID:17iDesZq
という事で再放送希望
>>114 >日本語そのものに関しては、
>「主要国の言語でこれほど簡単な言語はない」
>というくらい簡単。
わかってるだろうけど、それは文法が規則的で例外が少ないとか、
音節の種類が少なくてすぐに通じるレベルで発音できるとか、その程度のことね。
初歩の段階は比較的習得しやすいってだけで
>>102はない。
>>112 彼の国の分断工作のごとく、はたまた地域差別好きの韓国人のごとく
振舞うのはいい加減自重しろよ。
くやしくてくやしくて仕方ないんだろ
>>118 私も地域分断工作の一環だとは思うが、大阪に住民登録してた朝鮮人が多く
朝鮮人の国会議員もいた時代だから、部隊内の朝鮮人比率が高くなり、必然的に
そこから戦線が崩れていた可能性はある。
第一次大戦時のドイツ軍は、植民地徴用者の部隊を標的に突き崩す戦術を取っていた。
朝鮮半島内の朝鮮人志願兵を、上手く補給部隊や捕虜収容所に回せなかった場合
どうなっていたかを示すサンプルとして検討すべきなのかも知れない。
そういえば、某洋ゲーのMODでは、日露戦争がよく判ってないのか、
サハリンをめぐって日露開戦というイベントになってた気がする。
まぁ、ゲームなんで、日露が満州も朝鮮もスルーするして引きこもる
ことがある、って事情はあるにしろ。
そしてチョンがファビョって出版停止と、、、、
白人マンセーがわいてるな
これ以上日本人のオナネタを広めて恥をさらすなよと
ハリポタ翻訳者が英訳したらとんでもないことになることは間違いない
126 :
七つの海の名無しさん:2009/02/16(月) 03:18:30 ID:F2pq5M8A
>>4 この作品が嘘だらけという批判なら分かるが、退屈という批判は全く当たらない。
お前の国語力が低すぎるだけだろう。
127 :
七つの海の名無しさん:2009/02/16(月) 03:24:25 ID:F2pq5M8A
>>39 空海の風景は少し読んだ。つまらなかった。
空海の生涯があまり明らかでないので、司馬の勝手な想像ばかりで
付き合いきれなかった。
128 :
七つの海の名無しさん:2009/02/16(月) 03:28:14 ID:F2pq5M8A
>>84 あほか。それ俗説。欧州に教皇と皇帝の関係があるし、
皇帝とキングとの関係もある。ちっとも分かりにくくない。
幕末に西洋人が分からんとほざいたのは、わざとだよ。当たり前だろ
129 :
七つの海の名無しさん:2009/02/16(月) 17:18:39 ID:zm1u2Hg6
シェンキェヴィチの話題が出ているが、シェンキェヴィチに比べると司馬は数段落ちると思う
シェンキェヴィチには天才的な構成力があるが、司馬にはない
司馬は勢いで進めてしまう
文学者として司馬は稚拙
明治時代、西洋の概念を日本語に翻訳するために多量な造語を生み出したのだから、
その逆をする時も新たな造語を作り出す必要があるのかもしれないね。
幕末明治に和製漢語が生み出され一般化した凄さが浮き彫りになるわ
>>121 HOIUとかか?やった事ないけど
サハリンをめぐって日露開戦ていい加減すぎるなw
当時のアジア情勢くらいは当然知ってるだろうに何故そこに結びつかないんだ。
真っ先に思いつくべきだろうw
>>131 惜しい、同じ会社のHoIの前の時代を扱うVictoriaという奴だ。
日本人からすると、ゲーム的な理由だとしてもなんでそうなったのか
さっぱり判らんなよなぁ・・・。
司馬遼太郎は、自分の好きな人物は、実際以上に持ち上げるが、気に入らない人物は、実際以上に
悪く描写する性癖がある。読めば勉強にはなるが、彼が下す評価をそのまま受け入れては駄目だよ。
司馬遼太郎に限らず、歴史小説で歴史の勉強をしちゃだめでしょ。
あくまで小説として楽しむべきもの。
まあ史実の年号なんかは勝手に改変してはいないだろうから
そのレベルのことなら勉強にもなるだろうけど。
司馬遼太郎と京極が被る
あのネチネチと背景調べまくったうえでラノベやら漫画っぽい流れに持っていく書き方が似てる気がする
136 :
七つの海の名無しさん:2009/02/22(日) 22:10:34 ID:QaJPg4Pq
>>109 同意w
日本がなぜあんな勝算のない太平洋戦争に突入していったのか、それを自分なりに勉強しようとすれば、司馬遼太郎を読まなければと思うんだが、あの文章が全く鼻について、何度か挑戦したがだめだった。
明治大正昭和の純文学は、もう宝の山で、どんな小説を読んでもすばらしいと感じるんだがな‥。
司馬氏は新聞記者の出身だからああいう文章になるという説があるが、俺とは全く相性が悪い。
>>128 当時交渉に当たった西洋人は、天皇と幕府のどっちに当事者能力があるかという
一点に悩まされた。前例のない国難を前に、幕府はお上にお伺いを立てないと
何も決められんと抜かし、朝廷は朝廷で開国なんてもってのほか、という態度だった。
なので、西洋人が権力の二重構造を理解できなかったと言うより
日本側が煙に巻いて決定を先延ばしした、という色彩が強い。
・・・なんか100年後とやってることがかわらんなw
138 :
七つの海の名無しさん:2009/02/23(月) 12:57:52 ID:U8z7kmk6
やっぱり「龍馬が行く」、でしょ。若い人には!!熱中したよなー。
<龍馬の方を先に英訳出してもらいたいな…>
>>136 戦史を司馬で勉強しようとする意味が理解できない
戦史に限らず歴史を小説で勉強するってのは危険。歴史の勉強は歴史書でするもの。
それだって著者の史観による歪みが入っている恐れが多分にあるのに
史実に題材を取ったフィクションに過ぎない歴史小説で勉強ってのは論外だ。
この作品は誰かが「民族の叙事詩」だって言ってたな。言い得て妙だ。
141 :
七つの海の名無しさん:2009/02/24(火) 00:05:32 ID:/HyP7Q8B
オレも小説で歴史勉強しちゃいかんと思うな。
やっぱり、執筆したときの時代背景をどうしても反映しているから。
司馬の「坂の上の雲」も、乃木稀典や東郷平八郎をずいぶん貶めて書いているからな。
これは、軍部に祭り上げられた人物は、太平洋戦争後しばらくヒーローに出来な
かったわけで。
坂の上の雲を読破した人は
「坂の上の雲」では分からない 日本海海戦 別宮 暖朗著
「坂の上の雲」では分からない 旅順攻防戦 別宮 暖朗、兵頭 二十八著
ともに 並木書房
を読んでバランスをとるといいぞ。お薦めだ。
東郷平八郎がバルチック艦隊の進路を対馬海峡だと予測したタネ明かしや、
後の第1次世界大戦のヴェルダンの激戦で、独仏とも乃木と同じ戦法
を使わざるを得なかったことが書かれている。
142 :
七つの海の名無しさん:2009/02/24(火) 04:00:59 ID:T7bx5LVz
翻訳者「また余談かよ」
143 :
七つの海の名無しさん:2009/02/24(火) 05:29:35 ID:DAkCbBnv
歴史学なんざ所詮解釈学なんだから小説の見方は参考になるよ
まあできればフィクションの混じり気のない専門書を読んで判断してくれってとこだが
144 :
七つの海の名無しさん:2009/02/24(火) 06:54:57 ID:7hN/MT4t
>>143 批判的に読める人はそれでいいのよ。
でも小説に書いてあることをそのまま信じちゃう人もいるからね。
やつの戦史感なんぞ、所詮は一下級戦車将校程度のものだぞ。
戦争の話が知りたいならオジイチャンに聞いた方が早い程度だな
>>146 おい、どこのヂッチャンに聞けばいいんじゃい
フフフ
司馬さんの小説は、全部フィクション。
だけども、書かれた内容は膨大な資料の中から得て創作されたもの
娯楽だけど、質は高いと思う。
ちなみに、司馬さんの趣味は資料集めと、地図眺めること
地図眺めるのはなんかわかるわ
正岡子規篇メインの方がいいかもな。
正岡子規の方がすでに英訳は結構出てるしね。
子規が死んだ時点で物語終了
152 :
七つの海の名無しさん:2009/03/13(金) 02:15:09 ID:IzJbvsRf
山本モナも坂の上の雲が好きらしいぞ
153 :
七つの海の名無しさん:
「この国のかたち」とか英訳して海外の人にも読んでもらいたい