米国の第16代大統領エイブラハム・リンカーンの生誕200年を迎える12日から、
米議会図書館で記念展覧会が開催される。オバマ大統領も使った就任式での
聖書や、暗殺犯の指名手配ポスターなど、200点以上が展示される。
展示されるのは、リンカーン直筆の演説原稿や書簡のほか、暗殺犯
ジョン・ウィルクス・ブースを指名手配する「賞金10万ドル」と書かれた
オリジナルポスターなど。
また、リンカーンの血液がついている、死亡後に記述された検死結果書類もある。
図書館のジェイムズ・ブリントン司書によると、展示物はこれまでにすべて
デジタル化されており、インターネットからも「閲覧」可能だという。しかし、
実物を見ることは意義があると強調。「歴史を変えた言葉」を見て欲しいと語っている。
展覧会は5月9日まで議会図書館で開かれた後、米国内の5都市でも開催される。
図書館での公開時間は、通常の開館時間が終了した後の夕方5時から9時までとなっている。
指名手配のポスター:
http://www.cnn.co.jp/usa/images/CNN200902100032.jpg ソース(CNN.co.jp):
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902100033.html