【ガザ空爆】イスラエル国防軍、ガザ空爆の動画をYouTubeに投稿[1/5]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1月曜の朝φ ★
 イスラエル国防軍(IDF)は2008年12月下旬、パレスチナ自治区ガザにおける空爆を
ウェブでも伝え始め、同地区を実効支配するイスラム過激派ハマスに対する爆撃の
様子を収めたビデオをYouTubeに投稿したり、Twitterを利用してメッセージを広めたり
している。

 複数のニュース報道によると、IDFはYouTubeに専門のチャンネルを開設し、ハマス
の武器庫に対する攻撃の様子を空中からとらえた白黒の動画や、ロケット弾をトラック
に積み込むハマスの「テロリスト」を写した動画などを掲載しているという。

 IDFの広報担当者は、YouTubeのプラットフォームを利用し、ガザ地区における「IDF
の作戦の成功を示す独占映像」を提供することによって、「われわれのメッセージを世
界に伝えるのに役立てている」と述べた。

 イスラエルは現地時間12月27日、ハマスによるイスラエル領へのロケット弾攻撃を阻
止する目的で、ガザ地区への空爆を開始した。

 また、ニューヨークのイスラエル領事館は、若者たちから自国の立場への共感を集め
る狙いで、Twitterのフィードを開始した。12月29日の提供開始以来、2900人以上がフォ
ローしている。

 同領事館の広報担当者であるDavid Saranga氏は、CNNの報道の中で次のように述べ
た。「われわれは、ガザの状況に関して非常に活発な大論争が行われていることを知り、
イスラエルの視点を知ってもらいたいと思った。Twitterの利用者とそうした視点を共有し
たいと考えたのだ」

 「われわれは、従来のメディアには目を通さないものの、中東情勢に関心を持つ若い
世代に考えを伝えたかった。そこで、人々の疑問に公式に答えるのにTwitterが有効な
手段だと考えたのだ」(Saranga氏)

ビデオの削除と再掲載

 IDFがYouTubeに掲載したビデオの中には、削除されたものもある。おそらくは、「不適
切なコンテンツ」の掲載を禁じる同サイトのポリシーに抵触したせいだろう。YouTubeには
ユーザーが不適切な動画にフラグを立てる機能があり、そうした動画がYouTubeのガイド
ラインに違反しているとみなされた場合は削除される。

 しかし、後になって再掲載された動画もある。

 YouTubeのポリシー責任者であるVictoria Grand氏はCNNの報道の中で、IDFのビデオ
について直接触れることは避けながらも、次のように述べた。「時には、ユーザーによって
フラグを立てられた動画が誤って削除されることもある。そのような事態に気付いた場合、
われわれはそのコンテンツを再検討し、適切な対応をとる。その結果、削除された動画を
再掲載することもありうる」

 IDFはYouTubeのチャンネルに掲載した声明の中で、「われわれは、YouTubeがわれわ
れの独占映像のいくつかを削除したことに悲しんでいる」と述べた。

「イスラエル国家を破壊しようとする勢力に再び直面しているため、われわれIDFは、自国
に向けられた非人道的な行為とそれを阻止する取り組みを世界に示さなければならない」(IDF)

 FoxNews.comによると、イスラエルは、いかなる制限もなしにビデオを閲覧することので
きるブログを独自で立ち上げる計画だという。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20385971,00.htm

イスラエル国防軍のチャンネル
http://jp.youtube.com/user/idfnadesk