★スーツケースに動物ミイラ カイロ空港、豪教師を拘束
エジプトのカイロ国際空港の警備当局は24日、約2300年前に作られた
動物のミイラなどの文化財をスーツケースに入れて国外に持ち出そうとした
として、オーストラリア人の男性教師(61)を拘束した。AP通信が伝えた。
ミイラはネコとトキの2体。他にハヤブサの頭を持つ神ホルスなどの像19体
も見つかった。土産物を装って包装されていた。押収物は合わせて6キロ近くあった。
教師はタイに向かおうとしていた。古代エジプトではネコなどの動物が神聖視され、
多数の動物ミイラが作られたという。
同空港では同じ日、カナダ人の男性教師(26)が弾薬や古い銃剣などを国外に
持ち出そうとして没収された。第2次世界大戦で激戦地になった北部エルアラ
メインで拾ったと話しているという。(共同)
2008.12.25 10:55 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/081225/mds0812251056002-n1.htm