オバマ新政権に難題、中東和平構想に誤算
オバマ氏はまた、「ハマスはテロ組織」と明言しているほか、
ジョセフ・バイデン次期副大統領は上院で「イスラエル寄り」の
代表格として知られてきた。次期大統領首席補佐官の
ラーム・エマニュエル氏はユダヤ系で、次期政権はブッシュ政権に
引き続き、中東問題で親イスラエル路線を堅持する公算が大きい。
しかし、今回の衝突がオバマ氏の大統領就任後まで長引き、
ガザでの民間人の犠牲者が拡大する事態となれば、国際世論が
米国に対し、イスラエルに武力行使を抑制させるよう圧力をかける
可能性も高く、オバマ氏としても難しい決断を迫られるのは必至だ。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081229-OYT1T00266.htm?from=main3