【Technobahn 2008/12/8 13:20】ドイツ連邦公文書館がWikipedia(ウィキペディア)に対して
10万件に及ぶイメージファイルをクリエーティブ・コモンズの「表示-継承(Creative Commons
Attribution Share-Alike)ライセンス」として提供していたことが7日までにWikipedia財団の発
表により明らかとなった。
クリエーティブ・コモンズの「表示-継承」ライセンスの場合、原則として、原著作者のクレジッ
トを表示する限り、自由にデータを展示、配布したり、またデータを利用して二次的著作物を
制作することも可能。
クリエーティブ・コモンズのライセンスの元でWikipediaを通して利用可能となったイメージデ
ータは近代ドイツ史を飾った政治家、軍人、著名人などの肖像写真の他、有名な建築物から
一般の街角の風景、一般市民が暮らす日常風景やナチスドイツのよる政治集会の模様を写
したものまで、1860年から現在までのドイツの様々な原風景を写したものとなる。
Wikipediaでは同財団に寄付されたデータとしては過去最大規模だとして、ドイツ政府機関に
よる今回の対応を高く評価している。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812081320