パナソニック、白物家電でロシア・中東進出 中期的成長見込む
パナソニック(旧松下電器産業)は2009年度にもロシアと中東の白物家電市場に
進出する。冷蔵庫や洗濯機、エアコンの主要3品目で省エネ技術を搭載した高機能
製品を投入。世界景気の後退を受け、当面はロシア、中東地域での消費が伸び悩む
とみられるが、中期的な成長を見込んで市場開拓に努める。海外販売の拡大により、
白物家電の世界生産を10年度に07年度比で1割増の1兆円超に引き上げる。
ロシアではモスクワ、サンクトペテルブルクなど主要4都市に営業所を開設する。
ウラジオストクにもショールームを設ける。全土で量販店への営業活動を積極化し、
富裕層から中間所得層までの需要を開拓する。(07:00)
日本経済新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081208AT1D0700I07122008.html