★就学前の児童、テレビの見過ぎ
就学期になるとPCでゲームのし過ぎ
12月2日、Australian Institute of Family Studiesが、児童の成長を
連続的に追跡調査している「Longitudinal Study of Australian Children」
の年次報告によると、就学前の児童の多くが「テレビ中毒」で、3歳と4歳の
児童では、3人に2人が週に4.5時間以上テレビを見ており、そのうち半数が
9時間以上テレビに釘付けになっていることが明らかになった。
他の研究では、就学前の児童がこれほど長時間テレビを見ていると、
入学後の学校生活に支障があることも突き止められている。 児童の
成長を追って調査しているダイアナ・スマート氏は、「それでも68%の親が、
子供のテレビ視聴時間に問題を感じていない」と懸念を表している。
追跡調査では、さらに7歳から8歳の時期になるとコンピュータ使用が
一般的になり、90%の児童が自宅にコンピュータを持っており、10%は
自室にコンピュータを持っている。しかし、コンピュータを自室に
持っている児童はそうでない児童よりもコンピュータを娯楽に使って
いることも突き止められた。
ただし、ごくわずかながら、コンピュータを自室に持っている児童は
そうでない児童よりも、コンピュータを勉強にも使っている。また、
コンピュータを勉強に使う以外にも、ほとんど全員がコンピュータを
ゲームに使っていることも明らかになった。(AAP)
日豪プレス
http://www.25today.com/news/2008/12/post_2932.php