★カンタス機、離陸直前に破損見つかり出発キャンセル
【11月22日 AFP】
オーストラリアのシドニー発ニュージーランド行きの豪カンタス航空の
ボーイング 747-300型機で22日、離陸直前にエンジニアが右翼部分の破損を
見つけ、急きょ出発がキャンセルされた。
同社によると、滑走路に向かって同機がタキシングしていたところエンジニアが
右翼のフラップの破損に気づき、パイロットに警告した。同社広報もAFPに離陸前
に技術的問題が発見されたことを認めた。乗客213人全員に宿泊先と翌朝の振り
替え便が提供された。原因は調査中だという。
カンタス航空では最近数か月の間に問題が多発しており、今週18日には整備基地
内で修理中の2機が接触して損傷したばかり。10月には飛行中にコンピューター
障害で、200メートルも急降下する事故があり、70人超が負傷、骨折する乗客も
出た。また7月には同社の香港発メルボルン行きボーイング747-400型機でも、
飛行中に酸素シリンダーが爆発して胴体部分に穴が開き、フィリピンのマニラに
緊急着陸した。(c)AFP
* 2008年11月22日 21:42 発信地:シドニー/オーストラリア
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2541836/3549583