【ドイツ】伝統の煙突掃除の“壁”も崩壊 外国人職人に門戸開放 ドイツで「煙突掃除法」改正 [11/19]
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不思議の国のありすφ ★:
★煙突掃除の“壁”も崩壊 外国人職人に門戸開放 ドイツで法改正
【ベルリン=黒沢潤】
ドイツ伝統の黒い職人服に身を包み、長いロープにタワシを付けて煙突の
内部を掃除する−。本格的な冬が到来するのを前に、ドイツの旧式家屋に
設置されている煙突の掃除に関する法律が変更されることになった。
もともと、ナチス時代に制定され、ドイツの煙突掃除職人の既得権益を
守っていた法律でもあったが、欧州連合(EU)の圧力もあって、
外国の職人に自由参入を認めることになった。
「煙突掃除法」は、独裁者ヒトラーが政権をとった1930年代に制定された。
ナチス幹部のヒムラーが導入したことに象徴されるように、当時、職人は
生粋のドイツ人に限られ、ナチス政権に反抗的な世帯を監視する役目も担っていた。
戦後の69年にこの法律を引き継いだ旧西ドイツは法改正を行い、条文上は
外国人の参入も認められることになった。しかし、国内は統一後も煙突掃除
業界によって7888カ所の「煙突掃除区」に分割され、各世帯が掃除を
頼む場合には、地元の職人に依頼せざるを得ないなど、事実上、外国人を
締め出す内容となっていた。
競争原理が働かないため、フランスでは専門業者が人口100万人あたり
3社しか存在しないのに対して、ドイツには97社も存在した。
職人の態度も自然と横柄となり、ドイツ国内でも批判が沸き起こっていた。
EUは2003年から、ドイツ政府に法改正を要求。ドイツ連邦参議院
(上院)が最近、改正法案を可決した。
ドイツ国民は今後、分割区以外の職人も自由に選べるほか、これまで“ぬるま湯”
につかっていたドイツの職人も、競争激化に備え、副職を持つことが可能となった。
煙突掃除の料金は、1回150ユーロ(約1万8000円)前後。早くも、
安い賃金で働くポーランド職人が、ドイツ進出を狙っていると指摘されている。
2008.11.19 18:54 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081119/erp0811191856005-n1.htm ▽関連スレ
【EU】中・東欧やバルト3国など新加盟国の移民労働者、欧州委が受け入れ要請 ドイツやデンマークなどに [11/19]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1227090278/l50
なんかデリカテッセンを思い出した。
ドイツらしいな('A`)
隅々まで決めないと収まらない感じ。
4 :
七つの海の名無しさん:2008/11/19(水) 19:51:41 ID:YaHchBOS
ドイツって煙突掃除夫にマイスター制度があって煙突掃除夫が誇りと幸運の象徴の国だったよな?
伝統の理念を継承してくれる人なら良いかも知れないけどなんか相撲協会と似てるなw
伝統が独占状態になると横柄になると言う点が
5 :
七つの海の名無しさん:2008/11/19(水) 20:48:52 ID:CYiKlaSM
独占状態で横柄になる
日本のテレビ業界と同じですね
6 :
七つの海の名無しさん:2008/11/19(水) 22:01:22 ID:hw3bA4qW
煙突掃除法、そんな法律があるのか。
7 :
七つの海の名無しさん:2008/11/19(水) 22:03:20 ID:jrlhMPhJ
ドイツもなかなかナショナリズム解体が止まらないな・・・
古き良きSchornsteinfegergesetzがおわたのか
9 :
七つの海の名無しさん:
ポーランド人の家電修理屋はイギリスで大評判だったからな
約束の時間キッチリにやってきて、きちんと修理し、余計な料金を取らない
前の予約が詰まっていて時間通りにこれないときはちゃんと電話してくれる
しかもやってきて品物を見て、故障ではない場合は代金は一切取らない
煙突掃除もそういうものだろう
数年前にポーランド人がカイザースラウテルンで煙突掃除のマイスター資格を取得している