初代「ミスターゲイ・チリ」決定!
チリの首都サンティアゴ市内のホテルで3日、「ミスターゲイ・チリ 2009」に
ロベルト・アルバレスさんが選ばれた。
最終選考に進んだのは30人の中から絞り込まれた12人。人権団体の関係者5人を
はじめ、写真家、Enri’quez-Ominami議員らが審査員を務めた。
質疑応答では同性愛カップルによる養子縁組、同性婚、同性愛者の権利をめぐる活動に
関する意見を問われたほか、芸術やスポーツなどについても審査員から質問があった。
優勝者のロベルトさんには小切手100万ペソ(約16万円)が贈られたほか、同性愛者
向けの電話サービスを提供する「GAYFONE」のモデルを1年間務めることとなる。
また、サンティアゴで15日に開かれるエレクトロニック・ミュージック・フェスティバル
「ゲイパレード・チリ」ではロベルトさんの巨大写真が飾られることになる。ゲイパレー
ド・チリは、同性愛者の権利団体「Movement for Homosexual Integration and Liberation
(MOVILH)」が主催する。
GAYFONEの経営者Olivier Leleux氏は、ミスターゲイ・チリの主催者の一人。このイベント
の目的について同氏は「外見や美的な志向、興味など、同性愛者はほかの人たちと何も
変わらない。皆が平等だということを示したかった」と説明している。
「第2回のミスターゲイ・チリにはさらに多くの応募があるだろう」とする同氏はまた、
イベントや広告による事業拡大への期待も示している。
2008年11月07日14時20分 / 提供:Web-Tab
http://news.livedoor.com/article/detail/3891124/ 写真は「ミスターゲイ・チリ 2009」に選ばれたロベルト・アルバレスさん(右)と
イベントを主催したGAYFONEのOlivier Leleux氏。
http://image.news.livedoor.com/newsimage/3/a/3a5ef_224_ac037bcb78f9faff3fcf73b2a700d890.jpg