■ ソマリランドでは大統領官邸・エチオピア大使館・国連事務所が標的に
【Hargeisa,IRIN】
自治や独立を宣言している北ソマリアのソマリランド共和国の首都 Hargeisa、及び同じく
プントランド共和国の Bossaso でほぼ同時に爆発が起き、40人が死亡、また多数が負傷
した。爆発は午前10時半頃に起きた。
当局筋によると、警察はこの事件に関連し、5人の男を逮捕したようだ。
Dahir Riyaale ソマリランド大統領は会見で、3件の自爆攻撃において19人が死亡したと発表
した。しかし、地元ジャーナリストは39人が死亡し、50人以上が負傷したと話している。国連
事務所の人道兼常駐調整官は「朝10時頃、Hargeisa の国連開発計画の建物が爆発に見舞
われた。自動車爆弾によるものだ。死傷者が出たが、数に関しては現在確認作業中だ。」と
話している。
目撃者は大統領官邸及び、エチオピア大使館も爆弾が炸裂したと話している。地元ジャーナ
リストは「官邸前の喫茶店で座ってたら頭に衝撃を感じて触ってみたら出血してた。それで病
院に連れて行かれたんだ。」と話している。何百もの人たちが家族や友人の安否を確かめる
ために病院に殺到している。「あまりの混雑っぷりに警察は威嚇射撃で人を散らそうとしてい
たよ。」とジャーナリスト。
(訳注 - ↑まで Hargeisa、↓から Bossaso の事件と思います)
Muse Gelle 知事は、4人がテロにより死亡、7人の警備員が病院で治療を受けていると明らか
にした。治安機関施設が攻撃対象となり、爆発により大きな損害を被った。犯行声明は出てお
らず、犯行組織などは分かっていないが警察が現在捜査を行っていると知事は話している。
* IRIN News (2008/10/29-**:**)
http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=81175