駐留米軍、イラク南部のバビル州の治安権限を移譲 12州目
イラク駐留米軍は23日、首都バグダッド南方にあるバビル州の治安権限をイラク政府に移譲した。
イラク全18州のうち米軍がイラク側に治安維持を委ねたのはこれで12州目。
ただ、イラク軍の要請があれば、米軍がバビル州に派遣されるとの取り決めもある。
バビル州にはイスラム教スンニ派の武装組織の拠点がかつてあり、駐留米軍への攻撃などが多発していた。
これで、イラク南部州で米軍が依然、治安権限が担うのはワシット州のみとなった。
同州はイランと国境を接する砂漠地帯で、武装組織の外国人戦闘員や武器の密輸拠点ともされている。
イラクの武装勢力の攻撃は、駐留米軍の増派、一部のスンニ派勢力の米軍への協力などがあり減少の基調にある。
ただ、スンニ派主体の国際テロ組織アルカイダ系勢力の自爆テロは依然、散発している。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200810230041.html 【イラク】 治安権限委譲を前に、スンニ派部族が武装勢力を排除しようとし銃撃戦に 15人死亡14人負傷 [08/10/22]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1224683341/