スリランカ国防省は3日、政府軍が同国北部にある反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)の
ミニ国家解体を目指した地上と海上での攻勢で、LTTEの42人を殺害し、53人にけがを負わせたと発表した。
軍の報道官によると、戦闘は2日に行われ、政府軍側も兵士2人が死亡、20人が負傷した。
LTTEはこれまでのところ、国防省の発表には何もコメントしていない。
LTTE系のウェブサイト「タミルネット」は2日、LTTEの本部があるキリノッチへの空爆で、民間人1人が負傷したと報じた。
地上部隊がキリノッチに向けて進撃を続けるなか、空軍は同地のLTTE本部に対し空爆を加えた。
軍の発表によると、政府がLTTEとの停戦協定を今年1月に破棄して以降、LTTEは7158人の戦闘員を失っている。
国防省は、その間の政府軍兵士の死者は697人だとしている。
http://news.livedoor.com/article/detail/3844882/