インド映画音楽界の巨匠、V.Dakshinamoorthi氏(92)
―子どもたちが待ちわびていた同氏のバーレーン訪問が、何者かによる「いたずら電話」で中止となってしまった。
Dakshinamoorthi氏が出席を予定していたのは、
子どもたちに文字の書き方を伝授するヒンズー教の儀式「Vidyarambham」。
首都マナマの多目的施設「Bahrain Keraleeya Samajam(BKS)」で9日に開催が予定されている。
同氏の訪問を前にBKS側は、同氏夫妻の入国ビザを手配。
バーレーン・チェンナイ間の往復チケットも予約していた。
これらの書類が自宅に届くことを知らせるため、BKSのMadhu Madhavan氏がDakshinamoorthi氏に電話した。
ところが、Dakshinamoorthi氏は「“BKSの関係者”を名乗る人物から、
わたしが60歳を超えているためにビザが下りず、訪問がキャンセルになったという連絡を受けた」と説明。
そのため、8日と9日にはインド国内での予定を入れたとDakshinamoorthi氏は語ったとされる。
同氏に代わる著名アーティストの手配を急いでいると話すMadhavan氏。
しかし、「エンターテインメント界で大きな功績を残してきたDakshinamoorthi氏のような人物はほかにいないだろう」
と話している。
http://news.livedoor.com/article/detail/3843080/