腸などが正常に機能しない「ヒルシュスプルング病類縁疾患」を克服するため、
アメリカで多臓器移植手術を受けた愛知・名古屋市の各務宗太郎君(9)が29日午前(現地時間28日午後)、
入院先のニューヨークの病院で呼吸不全のため亡くなった。
宗太郎君は、生まれつき胃や腸が働かない病気「ヒルシュスプルング病類縁疾患」で食べ物の消化ができず、
移植を受けないと危険な状態となるため、2月に募金で集まったおよそ1億5,000万円で渡米した。
3月に多臓器移植手術を受けたが、その後の治療が長引くことが予想されたため、募金を再開していた。
しかし29日午前(現地時間28日午後)、入院先のニューヨークの病院で、呼吸不全のため亡くなった。
宗太郎君は、9歳の誕生日を迎えたばかりだった。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00141519.html