【ボリビア】 南米連合緊急会議 モラレス政権支持、反大統領派を非難 [08/09/16]
■ ボリビアの混迷深まる 「反米ドミノ」広がる気配
【ロサンゼルス=松尾理】
南米ボリビアで深刻化している左派モラレス大統領派と反大統領派の衝突を受け、ブラジル、
ベネズエラなど中南米8カ国は15日、チリの首都サンティアゴで緊急首脳会議を開き、ボリビアの
分裂回避に全力を挙げることで一致した。しかし、ベネズエラのチャベス大統領らは今回の政情
不安に乗じるかたちで従来の米国批判を先鋭化させており、ボリビアの国内問題から外交問題へ
と波紋が広がる格好となっている。
サンティアゴでの会議に出席したモラレス大統領はこの日、抗議活動を展開する反大統領派の
知事らを「政権転覆を企てている」と激しく非難。「ブラジルやペルーで集められた雇い兵たちが
虐殺行為を繰り返している」と訴えた。
ボリビアでは8月に基幹産業の国営化など急進的な改革を進めるモラレス大統領の是非を問う
住民投票が行われ、大統領は大差で信任された。しかし、天然ガスなど豊富な地下資源を擁し、
国内の富裕層が集中する東部各県の反大統領派知事らも同時に信任を受け、同国内を二分する
対立はむしろ深刻化した。(一旦切ります、続きは
>>2くらい)
* MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080916/amr0809161903007-n1.htm
(
>>1より)
反大統領派による抗議活動は今月に入って急速に激化。現地からの報道によると、衝突による
死者はこの1週間で30人を超え、北部パンド県には戒厳令が出された。各地の空港や高速道路
も閉鎖が相次ぎ、国内はまひ状態にある。対立は15日も続いており、米CNNは、反大統領派の
拠点となっている東部サンタクルス市をモラレス大統領派の武装集団が包囲し、緊張が高まって
いると伝えた。
事態打開の兆しがみえない中、対立は外交問題にも発展している。もともと反米姿勢を取る
モラレス政権は、「騒乱を米国が扇動している」と、駐ボリビア米大使を追放。民衆の間にも反米
機運がたかまり、在ボリビア米国大使館前では同日、大規模な抗議デモが行われた。
こうした動きに同調して、反米強硬派のチャベス・ベネズエラ大統領も「(衝突は)米国の支援に
よるものだ」と対米非難を激化させ、駐ベネズエラ米国大使を国外追放とした。さらに中米の
ホンジュラスも同国に赴任する米国大使の信任状奉呈式を中止した。ボリビアの政情不安は、
中南米全体での反米機運の高揚に発展しつつある。
(記事ココまで)
(2008.9.16-18:56)
3 :
国際+板新人記者募集中:2008/09/17(水) 14:19:22 ID:zVIq/lkx
ボリビアのウユニ塩湖に観光で行こうと思ってたけど
4 :
国際+板新人記者募集中:2008/09/18(木) 00:55:49 ID:r9AU0TEq
いつ内戦になってもおかしくないな
内戦にはならないよ
ボリビアには社会闘争がつきもの