◆At least 16 killed in bombings, shootings in Iraq(AP/US Yahoo!)
http://news.yahoo.com/s/ap/20080913/ap_on_re_mi_ea/iraq;_ylt=ArPtuZZLwWnDzN7PaVM.LB5vaA8F 13日、イラクでは各地で爆弾の爆発や銃撃により少なくとも16人が死亡した。
イラク当局筋によると、バグダッド東部にある検問所では、氷売りの売店に隠されていた爆弾が爆発、治安要員
4人を殺害、他に9人が負傷した。死亡したのはイラクの武装警官3人と、イラクのアルカイダに反対し米軍が武
器支援しているスンニ派グループのメンバー1人。
またバグダッド北東部では、クルド系の兵士6人が路肩爆弾で死亡、民族間の緊張が危険なレベルに高まったま
まであることを示した。
これらの事件は、昨年以来の治安回復の急進展にもかかわらず、イラク国内の脅威が持続していることを強調す
るものだ。
al-Sharqiyaテレビによると、同局の従業員4人が北部モスルでイスラムの断食(ラマダン)月の日没後の食
事に関する番組を収録中に誘拐されていたが、死体で発見された。犠牲になったのは、同局のモスル支局長、
そのほか2人のカメラマンと運転手1人。ドバイからの衛星放送で同局のアナウンサーは「イラクの治安を擾乱さ
せる隠然たる力」を非難、「自由の声を沈黙させようとし、独立したメディアを攻撃している」と述べた。
モスルでは武装勢力はいまだ活発だが、米・イラク合同軍が攻撃を加えており、国内の他の地域同様に後退を余
儀なくされている。al-Sharqiyaテレビの経営者はフセイン政権時代に放送関係を仕切っていたため、親バー
ス党であるとして非難されていた。過去にも同局の著名な従業員複数が暴力の犠牲となっている。
13日にはまた、警察・病院筋が匿名で語ったところによるとモスル東部で武装グループが家屋を襲撃、男性1人
・女性1人を殺害した模様。警察筋によると犠牲となったのはスンニ派アラブ人で、男性の職業はタクシー運転手
だったという。襲撃の動機はわかっていない。
またイランと国境を接するディヤラ県Khanaqin(バグダッド北東90マイル)ではクルド系ペシュメルガの兵士
がパトロール中に死亡、他に2人が負傷した模様。
ディヤラ県は首都バグダッドへの武器密輸経路にあたり、バグダッドの治安に重大な影響を与える戦略的な場所。
また親イランであることも憂慮されている。米国はテヘラン政権がイラク国内のシーア派民兵組織を支援している
と非難している。(以下略)
◆金曜日にドゥジェイルで発生した自動車爆弾テロの現場の様子(32人死亡)
http://d.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20080913/capt.75b2ded9f7594a4783d2dcde8b19ef48.iraq_dujail_bombing_bag107.jpg