「マラッカ海峡の上期の海賊事件は2件のみ=国際海事局」
国際海事局(IMB)によると、2008年上期(1一6月)にマラッカ海峡で発生した海賊事件は
前年同期と同じく2件のみだった。マラッカ海峡沿岸諸国(インドネシア、シンガポール、
マレーシア)の共同警備体制強化の効果が表れたとみられる。
マレーシア全体では6件で、前年同期と同数だった。海賊事件発生数で世界一だった
インドネシアは13件で前年同期の24件から大幅減少、世界3位にとどまった。
世界全体の2008年上期の海賊事件発生件数は前年同期の126件から114件に減少。
海賊の最多エリアは24件のソマリアで、これにナイジェリアの18件が続いた。
しかし四半期ごとでみると、第1四半期の52件から第2四半期は62件に増加しており、
船員の誘拐、自動火器の使用といった凶悪な事件が増える傾向にある。
IMBのポテンガル・ムクンダル局長は、こうした凶悪事件の増加は見過ごすことは
できないと述べた。
引用元:マレーシアナビ!
http://www.malaysia-navi.jp/ (2008/07/15 18:47 JST)
http://www.malaysia-navi.jp/news/080714084758.html