2001年、炭疽(たんそ)菌の入った郵便物が報道機関などに送られてきた事件で
容疑者扱いされたとして、生物学者スティーブン・ハットフィル博士が当時の
アシュクロフト司法長官らに損害賠償を求めた訴訟は27日までに、政府側が博士に
計580万ドル(約6億1500万円)を支払うことで和解が成立した。
司法省が同日発表した。
米中枢同時テロから間もない01年10月に発生し、5人が死亡した炭疽菌事件(未解決)
では生物専門家の関与が疑われ、米陸軍の研究所で細菌研究に携わったことのある
ハットフィル博士について、司法当局者らが「重要参考人」などと公言した。
これに対し、博士は関与を全面否定したが、勤務先の会社を解雇されたなどとして
03年、ワシントンの連邦地裁へ訴えた。
ソースは
http://www.usfl.com/Daily/News/08/06/0628_010.asp?id=61834 依頼を受けてたてました。