【アフガニスタン】外国軍兵士の戦死者、イラク上回る傾向続く[06/22]
政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバーンの掃討作戦が続くアフガニスタン情勢で、
戦闘行為で6月中に死亡した外国軍兵士の数が21日時点で32人に達し、
イラク軍事作戦での犠牲者を上回ったことがCNNの調査で判明した。
ここ数週間でも、アフガンでの戦死者がイラクを超える傾向が続いている。
5月には、アフガンで23人、イラクで21人が死亡していた。
米軍主導の多国籍軍、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)への
タリバーンの攻勢が激化していることを反映している。
21日には、米軍率いる多国籍軍部隊の車列が路上爆弾攻撃や発砲に遭い、兵士4人が死亡した。
また、パクティア州ではISAFに従軍するポーランド軍兵士1人がこれも路上爆弾で死亡した。
一方、イラク軍事作戦での6月の死亡者はこれまで19人。交戦も減っており、
米軍などによるイスラム教スンニ派武装勢力の根絶作戦が功を奏した形ともなっている。
ソース CNN.co.jp 2008.06.22 13:44 JST
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200806220002.html