【ナイジェリア】石油施設への攻撃続く、日量34万バレル生産停止[06/23]
ロイター通信は22日、アフリカの主要産油国ナイジェリアで19日、武装勢力による
石油関連施設への攻撃が相次ぎ、日量約34万バレルの原油生産が停止に追い込まれたと報じた。
同国南部の産油地帯では2006年から武装勢力による石油施設攻撃や石油産業関係者の
拉致が頻発しており、19日の分と合わせ生産能力の30%以上に相当する
日量約94万バレルの原油生産が停止したことになる。
原油利益の地元還元を求める武装勢力は19日、英国・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・
シェルの沖合油田を攻撃し、日量約22万バレルを生産する同油田は生産を停止した。
同日深夜には米国系大手シェブロンの原油パイプラインも爆破され、
日量12万バレルの生産停止となった。
ソース 読売新聞 2008年6月23日01時41分
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080622-OYT1T00456.htm