米大統領選の共和党候補指名が確定したマケイン上院議員が29日までに、
民主党有力候補のオバマ上院議員に対し、イラクへの同行視察を呼び掛けた。
大統領選が両者の対決になればイラク問題が主要争点になるのは確実なだけに、
オバマ氏を挑発しつつ「経験の差」を浮かび上がらせる作戦のようだ。
マケイン氏は28日、ネバダ州での集会で「米国はイラクで失敗したとのオバマ氏の
主張は事実に基づかない。現場を見せてあげなければいけない」と提案した。
マケイン氏は、オバマ氏がイラクを2006年1月に1度訪問しただけで「(米軍撤退を)
判断するだけの経験も知識もない」と指摘。ことし3月を含め、03年の開戦以降
8回に及ぶ自らのイラク訪問歴を誇示した。
これに対しオバマ氏は夏ごろのイラク訪問を検討していることを明らかにしたが、
同行視察は拒否している。
ソース msn産経 2008.5.30 08:08
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080530/amr0805300807002-n1.htm