★来シーズン、英国選手も参加可能に-インド・プロクリケットリーグ(IPL)
今年から開催されているインドのプロクリケットリーグIPL(インディアン・プレミア・リーグ)―
翌2009年シーズンには、英国のプレーヤーもIPLに参加できる見通しとなった。英国紙
ガーディアンが報じた。
イングランド&ウェールズ・クリケット協会(ECB)は27日、来シーズンの西インド諸島遠征日程を
発表した。これによると、イングランド代表チームの最終戦はIPLが開幕する1週間前の4月3日に
予定されている。さらにIPLは5月29日に終了するため、6月に英国で開催されるトゥエンティ
トゥエンティ形式の世界選手権「World Twenty20」の日程とも重複しない。これにより、英国選手も
IPLへの参加が事実上可能となる。
今回の発表を受け、ケビン・ピーターセンをはじめ大勢の選手がIPLへの出場に向けて動き出すものと
みられる。ピーターセンの代理人Adam Wheatley氏は、「多くの英国人選手がIPLでプレーすることを
希望しています。今回の発表で、ECBがこの現状を問題視していることが明らかになりました。
IPLには世界中のトッププレーヤーが参加しています。英国の選手だけが除外される理由は
ありません」と述べている。
ピーターセンがIPLでプレーした場合、契約金は約200万ドル(約2億1000万円)にのぼる見込み。
ピーターセン自身はIPLでの2008年シーズンを逃したことに対し、いら立ちをあらわにしている。
訳注:「トゥエンティトゥエンティ形式」は、球数20(オーバー120球)限定の1イニング制。
2008-05-29 15:00:03
http://www.web-tab.jp/article/2602