★米駐留に抗議デモ呼び掛け イラク反米指導者
イラクのイスラム教シーア派反米指導者サドル師は27日の声明で、米軍のイラク駐留継続に向けた
両国政府の交渉に反対の意思を示すため、毎週金曜日の礼拝の後に抗議デモに参加するよう
支持者に呼び掛けた。ロイター通信などが伝えた。
米軍は現在、国連決議に基づき多国籍軍の一員としてイラクに駐留。だが決議の効力は年内で
切れるため、両国は米軍駐留継続の新たな根拠として、2国間の地位協定締結を目指し交渉中だ。
サドル師支持者らは協定が米軍の長期駐留に道を開き、イラクの主権を侵害しかねないと警戒。
声明は、駐留継続の是非についての国民投票実施をイラク政府が認めるまで全土でデモを
続けるとしている。
(共同)2008.5.28 12:39
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080528/amr0805281238002-n1.htm