【グルジア】大統領与党が議会選圧勝 グルジア、野党が抗議[05/22]
21日投票のグルジア議会(定数150)選挙で、中央選管は22日、全体の約37%の投票所の
開票結果をまとめた暫定集計として、サーカシビリ大統領の与党「統一国民運動」が
約64%を得票したと発表し、同党の圧勝が確実になった。
同党が議会の過半数を占める公算が大きく、憲法改正ができる3分の2を確保する可能性も指摘されている。
アブハジア自治共和国などグルジアからの独立を主張する地域を支援するロシアとの間で緊張が高まる中、
北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指すサーカシビリ大統領は政治基盤を固めた形だ。一方、野党勢力は
選挙で不正があったと主張して抗議行動を行う構えを見せており、政情が安定化するかは不透明だ。
欧米諸国は、政権側が昨年11月に野党デモを強制排除し非常事態を宣言したグルジアの民主化を図る
試金石として選挙に注目してきた。
ソース MSN産経ニュース 2008.5.22 20:15
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080522/erp0805222015015-n1.htm