【アメリカ】禁煙薬で意識消失 米航空当局「使用禁止」[05/23]
米製薬大手「ファイザー」の禁煙治療薬「チャンティックス」(一般名・バレニクリン)の服用後に
視覚障害やけいれん、意識消失などの症状が多数報告されたと、米国の民間団体「安全な薬物治療のための
研究所」(ペンシルベニア州)が21日発表した。
この薬は日本でも今月8日に禁煙補助薬「チャンピックス錠」として発売されたばかり。
ロイター通信によると、米連邦航空局(FAA)の広報担当者は「航空機の操縦士には
この薬の使用を禁止する」と述べ、ファイザーの株価も1997年以来、最低水準に下落した。
米ファイザーは「一部の副作用は注意書きに記してある。ほかの症状も因果関係がはっきりしない」と
している。同社の日本法人も「詳しいことは分からないが、国内の製品の添付文書には米国での
報告も反映されている」と説明している。
ソース MSN産経ニュース 2008.5.22 11:51
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080522/amr0805221154005-n1.htm