◆ニュース国際+ スレ立て依頼所14◆

このエントリーをはてなブックマークに追加
312七つの海の名無しさん
ねえねえ、以下の三本まとめて一本スレ立てるとしたら、どういう表題になりますかー?
====================================
http://www.news.com.au/story/0,23599,23842104-29277,00.html
Aussies want tougher whaling stance June 10, 2008 05:26pm
【オーストラリア人は強硬な捕鯨スタンスを欲する】
捕鯨に関して日本に対し、強硬姿勢をとることが多くの一般的支持を集めた。たとえこのことが両国間の
関係にリスクをもたらすとしても、法的措置を含む反対姿勢を世論調査の結果が示している。
エッセンシャルリサーチ調査で、回答者の87%が日本の捕鯨プログラムを阻止するために、
豪州政府が国際法手続きをとるべきと考えていることがわかった。イエスと答えた回答者のうちの
91%は、対日関係で妥協を強いられるとしても法的措置が進められるべきだと考えている。
この聞取り調査はケヴィン・ラッド首相就任以来初の日本訪問中に行われた。
======================================
http://www.reuters.com/article/worldNews/idUSSP29521320080608
ACTBOX: Five key factors in Japan-Australia ties Sun Jun 8, 2008 12:49am EDT
�[抄訳・意訳]日豪関係の主要5項目
1貿易:昨年中国に変わるまで、日本は豪州の第一位の貿易相手国であった。2007年4月に
開始された自由貿易交渉は日本側の農業自由化についての抵抗で失速している。
2中国:ラッド首相は就任以来初の世界諸国歴訪で日本をとばしたことを批判された。
首相は日本との関係は「協力で互恵的であり健全である」と述べている。北アジアでライバル
関係にある2大国の間で注意深い舵取りをすることが、北京語を話す元外交官の課題である。
3防衛:日本は1960年代の米国との防衛協定以後、二番目の対外防衛取り決めを2007年3月に
オーストラリア政府との間で結んだ。豪州歴代首相としては最多の6回の訪日経験をもつ当時の
首相、ジョン・ハワードは、諜報共有と日本部隊の豪州での訓練が可能であると言っている。
4同盟関係:両国とも米国の同盟国であり、米国主導のイラク戦争を支持し、国際的役割を
強化したいと望んでいる。日本の米軍基地は北アジアにおける米国のきわめて重要な足場であり、
オーストラリアの57年にわたる米国との軍事同盟は、豪州戦略ポリシーの核心部になっている。
5捕鯨:両国は捕鯨に関し、不合意の合意をおこなっている。日本は捕鯨が大切な文化的伝統
だと考えており、1987年にいわゆる調査捕鯨を開始した。オーストラリアは税関船舶で南極周辺
南大洋での恒例の捕鯨を監視し、抗議を燃え上がらせた。
313七つの海の名無しさん:2008/06/10(火) 20:22:42 ID:KYnhlJjy
(三本目)
================================
http://www.smh.com.au/news/whale-watch/dont-mention-the-whales/2008/06/05/1212259003460.html
Don't mention the whales【鯨のことには触れるな】(1)
Dr.アンソニー・バージン(豪州戦略政策研究所長)
ラッド首相は東京での会談で、捕鯨という感情的な問題については矛を収め、より広い両国関係、たとえば
昨年の「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に基づく建設的な協議を行うべきである。
ラッドは最近、日本の捕鯨を終わらせるために、利用しうるあらゆる外交メカニズムを働かせるとともに、
オーストラリアがとりうる法的オプションを検討し続けると言っている。
しかし強硬な反捕鯨派のオーストラリアが、この問題で日本の妥協を取り付けることは困難であろう。
実際、われわれの一意専心なアプローチは日本側の捕鯨スタンスを硬化させたという証拠がいくつかある。
日本政府は国内では、官僚と政治家の支持という強固な塹壕に守備されてこの問題を扱っている。
国会で捕鯨問題について異議が唱えられたことはない。
日本の捕鯨に対するオーストラリアの反対は二国間の主要外交課題になっている。しかしステファン・スミス
外相と、首相自身がこの問題でオーストラリアを突っ走らせることは誤りであろう。ピーター・ギャレット
環境相にこの問題を環境・天然資源問題として扱わせることのほうがましである。
日本人は現実主義者である。ラッド氏がこの問題でオーストラリア世論を満足させることに困難を抱え込んで
いると認識している。しかしオーストラリア政府が南極海に関税船を派遣し、特に昨年の捕鯨でミンククジラと
その子供が母船の甲板にウィンチで引き揚げられている光景の写真を公開したことで、日本政府は豪州政府が
外交姿勢としては許容の範囲外に逸脱したと感じ、これはオーストラリア人一般の反捕鯨感情を満足させる
ために必要な行動であったと見ている。
314七つの海の名無しさん:2008/06/10(火) 20:23:30 ID:KYnhlJjy
http://www.smh.com.au/news/whale-watch/dont-mention-the-whales/2008/06/05/1212259003460.html
Don't mention the whales【鯨のことには触れるな】(2)
国際捕鯨委員会は対話の機会を提供していると見なされている。しかし分立する2グループ、すなわち日本を
含む捕鯨推進諸国とオーストラリアを含む反捕鯨諸国により、これは実質上機能を停止している。
幾人かの日本の官僚たちは、われわれが日本をコーナーへ押し込めようと試みるなら、彼らは新たな国際機関を
創設して捕鯨委員会を代替しようとまで発言している。これはオーストラリアについてみれば、好ましくない
結末である。フルスケールの商業捕鯨再開という結果が起こりうる。
日本の捕鯨活動をいくらオーストラリアが監視しても、日本の捕鯨プログラムを阻止するということにとって、
これはほとんど意味が無いか、何の意味も無い。シンプルに、日本は捕鯨を止めようとはしないからである。
これは政府にスポンサーされた産業なのであり、何トンもの冷凍鯨肉が利用されることも無く倉庫に眠っている。
捕鯨に関して意思決定をしているのは水産庁である。そして彼らはここで外圧に屈したら、これは鋭いくさびと
なり、さらに強力な日本の漁業活動に対する規制が導入される環境が出来上がると恐れている。特にマグロの
遠洋漁業を縮減させようという世界的な努力がこれにあたる。
日本にとっては、捕鯨は野生動物の持続的利用なのである。日本に対して反捕鯨の規範を当てはめようとする
ことは西洋による一種の文化帝国主義であると分類される。日本人たちはわれわれが国の象徴(カンガルー)
を食っていると指摘し、危機に瀕しているジュゴンがクイーンズランド水域で無規制のまま猟れていると
指摘する。タスマニアでは15万のミズナギドリがリクリエイションや商業目的で殺されているとこと上げ
される。この鳥は、日本では何千、何万という人たちがその渡りを観察するために集まっている鳥である。
オーストラリアの反捕鯨キャンペーンには人種差別主義が入り交じっていると日本側はほのめかしている。
ノルウェー、ロシア、アイスランドの食用捕鯨に対してはどうして攻撃の声が上がらないのかと問うているのである。
多くの人は米国がアラスカの捕鯨者のために5年間で50頭のホッキョククジラ捕鯨枠を押し通してるということを
忘れていると。
315七つの海の名無しさん:2008/06/10(火) 20:24:36 ID:KYnhlJjy
http://www.smh.com.au/news/whale-watch/dont-mention-the-whales/2008/06/05/1212259003460.html
Don't mention the whales【鯨のことには触れるな】(3)
オーストラリアの極端な反捕鯨スタンスはおそらく、われわれが自分自身で、この問題の息の長い外交解決あたって
果たすべき役割を切り縮めているのだということを意味している。捕鯨問題は世界的な問題なのである。それを
われわれはオーストラリア対日本の紛争関係に切り替えてしまったのであり、そのことでみずから外交上の
袋小路に入ってしまったのだ。
日本を刺激して、オーストラリアの南極領域主権に挑戦させるような形での、捕鯨問題での行動は避けるべきである。
このような動きは南極条約を掘り崩すことになり、われわれの南極に関する利害関心全般の中心を揺るがすことになる。
ラッド氏は東京での会談でこの問題に関しては声を低め、他の仲介者に日本捕鯨の将来に関する妥協点を
探るよう任せるべきである。