【ケニア】連立内閣による内閣拡張のために予算不足に[04/30]
ケニアは連立政権取り決めの後で拡張された連立内閣のためにさらに30億ドルの支出が必要になった。
住処を追われた住民を再び居住させるなどの重要なプログラムから、
新しい閣僚のために支出の変更をする必要があるとAmos Kimunya財務省大臣は語った。
Mwai Kibaki大統領とRaila Odinga首相は市民団体や納税者の抗議にもかかわらず4月に42人の内閣を任命した。
紛糾した大統領選挙の結果2人の指導者は権力を共有することに同意をした。
選挙後の騒乱の間に約1500人も死亡し、さらに60万人が住処を追われた。
ケニアの政治家らは給与と手当てで毎月1人1万7千ドルと世界でもっとも給与をもらっている。
Kibaki大統領率いるPNU党とOdinga首相のODM党との連立の合意では権力の5分5分の基準を求めた。
その結果、2人の指導者は新しい大臣職を作り出すに至った。
222人の国会議員のうち少なくとも40%が新設された正副大臣になった。
市民団体らはすでに日用品の値上げの打撃を受けた納税者の重荷になると、
ケニアの歴史でもっとも大きくなった内閣を批判した。
しかしOdinga首相は、深く分裂した国家を回復させる第一段階として国内のすべての地方から
確実に政府に平等に代表者を出す必要があると語り内閣の規模を擁護した。
Kimunya財務省大臣は国会で、政府拡張の費用として50億ドルを調達するために
従来のプログラムからの資金を出すにもかかわらずさらに30億ドル必要であると話した。
30億ドルは離散した家族を再び定住させるなどの優先プログラムのために必要であるという。
見積もりによると重要な省庁は医療、交通、教育と財務になるが、
これらの省庁は政府の支出拡大のあおりを受けて予算が削減されていた。
ソース BBC NEWS 10:05 GMT, Wednesday, 30 April 2008 11:05 UK
Kenya cash shortfall over cabinet (記者による訳)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/africa/7375140.stm